ガチガチの肩や背中がすーっとほぐれて快適!【座って3分半】自律神経も整うアンテナのポーズ
いそがしい毎日が続き、肩や背中のコリや張り、重だるさを感じてはいませんか?猫背姿勢が続くと、身体はきゅっと緊張した状態に。呼吸も浅く、リラックスできない時間が多くなってしまいます。そんな時におすすめしたいのが今回ご紹介するアンテナのポーズ。座ったまま簡単にできますので、心身のリフレッシュにぜひ取り入れてみて下さい。
アンテナのポーズとは?
長時間PCやスマートフォンを見たり、前かがみで仕事や家事をしていると、どうしても私たちの姿勢は猫背の状態が続いてしまいます。その結果、上半身の筋肉が硬くなってしまうことで
・肩こり
・腰痛
・姿勢の乱れ
・呼吸が浅く、緊張が続く
など、様々な症状に繋がる原因となります。
そんな症状改善のためにおすすめしたいアンテナのポーズは、座った状態で両腕を斜め上に伸ばし、上半身全体をストレッチしていくもの。こわばりがちな肩甲骨周辺を動かすことで筋肉がほぐれ、肩や背中のコリ・張りの改善に効果的。姿勢を美しく保つためにも役立ちます。
また、ゆったりとした呼吸は、私たちの自律神経を整えるために欠かせないポイント。アンテナのポーズでは胸を大きく開くことで呼吸が深まりやすくなり、自律神経調整作用も期待できます。
・朝や日中に行うことで、気持ちを前向きにリフレッシュ
・就寝前に行うことで、1日の緊張がほぐれリラックス
など、1日のさまざまなタイミングで気持ちを切り替える手助けをしてくれるこのポーズ。毎日に手軽に取り入れられるヨガとして、ぜひ覚えていただきたいものの1つです。
アンテナのポーズを試してみよう!
今回はアンテナのポーズの後に、さらに肩や背中周りをほぐすストレッチを併せてご紹介しています。通して行うことでさらに上半身を心地よくほぐすことができますので、ぜひお試しくださいね。
①マットの上、もしくは椅子の上に座ります
②手のひらを天井に向けて、両手を横から大きく回し上げましょう
③斜め上まで腕を持ち上げたら、手のひらを軽く内回しに。首に力が入りすぎないよう目線を斜め上に向けましょう
④開いた胸にたっぷりと呼吸を取り入れるように、3~5回呼吸を行います
⑤ 親指を内側に入れて握りこぶしを作ります
⑥ぐるっと拳を内回しにして、手のひらを背中側の壁方向に向けましょう。少し腕を後ろに引き、肩甲骨が中心に寄せます
⑦数回呼吸を繰り返した後握りこぶしを解き、頭の上で親指同士を組み合わせましょう。肩が詰まり過ぎない程度に腕を伸ばし、手を斜め後ろに引っ張ります。さらに肩甲骨周辺のストレッチを感じましょう
⑧数回呼吸を行ったあと、組み合わせた親指同士を解きます。息を吐きながら両手を下ろして背中の後ろで握りこぶしを作りましょう
⑩こぶしをぐっと斜め後ろに引っ張ります。肩甲骨を中心に寄せて、緊張状態を作ります。
⑪息を吐きながらこぶしを解き、身体の力を抜きます。最後に呼吸を整えましょう。
AUTHOR
chihiro
主に子育て世代の方々に向けて毎日を健やかに過ごすためのヨガやセルフケアをお伝えしている。コロナ禍の2021年に″おうちヨガを習慣にしながらママたちがゆるやかに繋がることのできる場が作れたら″という思いから「育児とヨガのオンラインサークルEn〈エン〉」をスタート。「ジャーナリング講座」「アンガーコントロール講座」など心を整えるための様々な講座も開催中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く