「垂れたお尻、もういやだ」現役インストラクターも実践中!きゅっとお尻が引き上がる簡単トレーニング
ふと鏡を見る時、つい自分の正面からの姿や顔ばかり見がちですが、実は他人から一番見られているのは後ろ姿です。今回は自分ではなかなかチェックできないけどスタイルを左右するといっても過言ではない、お尻まわりに効くトレーニングをご紹介します。
現代人はお尻が垂れやすい
自分のお尻の形を意識したことはありますか?なんとなく「普通の形なのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、歳を重ねるごとに変化いし、気づいたら横に広がっている、重力に負け始め垂れてきている…なんてことはよくあります。
私たちは、とにかく座っている時間が長いです。世界と比べてみても、日本人の座り時間が一番長いと言われています。では、座っている時、お尻はどんな状態なのかと言うと、横にペタッと広がったままの状態。その時間が長ければ長いほど、だんだんとその形にお尻が馴染みやすくなります。
また、現代人のお尻が垂れやすい要因のもう一つは、歩いたり走るといった日常的な動作を行う時間が少ないことです。お尻の筋肉の代表である大殿筋は、歩く走り登るといった動作をする際に使われる筋肉です。動くことが減ると、自然と筋肉も落ちていきます。筋肉が落ちていくとお尻の形はどんどん垂れやすくなっていきます。
大殿筋を鍛えたほうが良い理由
お尻の筋肉代表ともいえる大殿筋ですが、お尻の形をキープする以外にも鍛えておくべき理由があります。大殿筋は下半身の中でも大きい筋肉のため、ここを鍛えることで下半身痩せはもちろん、代謝アップに繋がりやすくなります。
年末年始、美味しいものをたくさん食べる飲む機会があり、体型が変わったと感じている方も多いのではないでしょうか。特に、女性は腰まわりに脂肪が付きやすい傾向なので太ったと感じる部位の一つにお尻まわりが入るでしょう。そんな時期こそ、大殿筋を鍛えることをオススメします。
現役インストラクターも実践中!お尻トレーニング
今回ご紹介するトレーニングは、パソコン作業が増え、お尻の形が気になりだした筆者も実際に毎晩コツコツ行っています。垂尻卒業を目指してぜひ一緒に頑張りましょう!
<やり方>
1)四つ這いになり、両手は手のひら1枚分前に移動させる
2)息を吸いながらひざを真横に上げる。この時、骨盤はつねにマットに対して平行になることを意識し、骨盤も一緒に横に開かないように気を付けましょう
3)テンポよく、上げ下げを繰り返す。10回やったら反対側も同様に
4)次は、四つ這いの状態から右足裏を天井に向ける
5)ひざが90度になるように意識して、そこから足裏を真上に上げ下げする。戻ってくるときはひざが90度の位置にしましょう。これも10回行ってから反対側もやってみて
10回だと物足りなけば徐々に回数を増やし、お尻にじわ~と効く感覚を楽しんでくださいね。
脱!下半身太り
最初はお尻に効く感覚につらさを感じる場合もあるかもしれませんが、お尻まわりが少し上がるだけで、全体のシルエットも改善されていきます。今回のエクササイズを続ければ脚長効果も期待できまるのでやって損はないトレーニングだと思います。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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