【血流改善!ハリとツヤのある肌と髪に導く】アンチエイジングのために知っておきたい「逆転のポーズ」

 【血流改善!ハリとツヤのある肌と髪に導く】アンチエイジングのために知っておきたい「逆転のポーズ」
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若々しくいるために意識した部分のひとつが、肌や髪ですよね。顔の血流をアップしてハリとツヤのある肌と髪に導く、「逆転のポーズ」を覚えてみましょう。

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アンチエイジングのカギは「血行」にあり

肌や髪の老化は、見た目年齢を引き下げるわかりやすい現象。アンチエイジングを意識する時、まずは血行を促進することを優先しましょう。

中でも老化現象が現れやすい頭部への血流を良くすることが大切。そもそも血液は重力により心臓よりも下に流れやすくなっていて、心臓よりも上に血流を促進するためには、十分な運動習慣や睡眠が大切です。しかし、年齢とともに筋力が衰え、それによって姿勢が崩れ、首や肩、背中全体に疲労が蓄積すると、頭部への血流が悪くなります。頭部への血流が悪くなると、肌トラブルや毛髪のトラブルなど老化現象が目立つようになってしまうのです。

鋤のポーズの効果

ヨガでは心臓より頭を下にする逆転のポーズがありますが、逆転のポーズこそがアンチエイジングをサポートするのに最適。今日はその中でも私がおすすめする鋤(すき)のポーズをご紹介します。

若返り効果

鋤のポーズをすると、あごの骨が鎖骨に寄って喉がやや締まり、首の後ろ側(頸椎)がストレッチされます。喉仏の奥のあたりにある甲状腺が刺激されるため、ホルモンバランスを整える効果も期待できます。甲状腺は、体の新陳代謝やホルモンの分泌をつかさどる臓器のひとつです。首や肩周りの血流を促進することで頭部に刺激となり、老化のサインが出やすい顔や頭部などの血流を促すことから、若返りの効果が期待できます。

内臓の調子を整える

鋤のポーズを行うと内臓も逆転状態になります。心臓より下にある腸などがポーズによって心臓より上になることで、いつもと違った刺激を加えることができます。また、便秘や胃痛などの内臓トラブルの軽減にも期待できます。

背骨の歪み、背中の疲労回復効果

日常生活で背骨は重力で下方向に引っ張られていますが、鋤のポーズを行うと背骨の位置が上下逆転し、姿勢が圧縮されている腰椎や胸椎といった背骨全体を伸ばすことができます。その結果、背骨の歪みや背中周りのこり、疲労の回復が期待できます。

自律神経の調整

背骨を通っている自律神経のバランスを整える効果が期待できます。自律神経を整えることは、内臓の働き、ホルモンのバランス、血圧や体温など、私たちの意思でコントロールできない体の機能を整えることにつながります。

アンチエイジングに効果的「鋤のポーズ」

【鋤のポーズ注意点】

鋤のポーズは首や肩に負担がかかりやすいポーズなので、首に故障がある人は控えましょう。また、ポーズの前に首のストレッチを行い、ポーズの途中でよそ見をしないようにしましょう。

1.マットの上に、膝を立てて仰向けに寝る。両手を頭の後ろにおき、ひじ、脇を閉めて頭を持ち上げる。首の後ろの伸びを意識し、深い呼吸で30秒キープする。

首のストレッチ
Photo by Emiko Hirukawa

2.両膝を胸の前で抱える。あごを軽く引き、背筋を伸ばす。深い呼吸で30秒〜1分キープする。

ガス抜きのポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

3.両手を外して体の横に置き、腰を浮かせ足先を頭の上方向に伸ばす。

鋤のポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

4.両手をお尻に添えてゆっくり押す。肩先に体重を乗せ、手を腰に移動させる。余裕があれば足先を頭の上の床につく。浮かせたままでもOK。 

鋤のポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

5.両手を体の横に戻す。余裕があれば背中の後ろで両手の指先を絡めて手を組み、肩甲骨を寄せる。組んでいる手で床を押し、深い呼吸で30秒〜1分キープする。

鋤のポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

6.組んでいる手を外して体の横に戻し、背骨を1本ずつ床につけるようにして背中を床に下ろす。2のポーズに戻り1分間お休みする。

※動画で動きを確認したい方はこちら

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AUTHOR

ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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