【疲れを感じる夜に】股関節・太もも・お腹を一挙に伸ばせる!血行促進&疲労回復ストレッチ
ストレッチは疲労回復の特効薬だといっても過言ではありません。疲れを感じる時こそストレッチの出番!今回は体の中でも大きな筋肉や太い血管・リンパ節が位置する部位を伸ばして血行を促し、疲労回復を狙うストレッチを紹介します。
ストレッチで疲労回復!
ストレッチは筋肉の柔軟性を高めて血行をよくする効果があるため、「ストレッチは疲れた体への特効薬」と言われることがあります。凝り固まった筋肉を伸ばすことで筋肉の柔らかさが回復すると、圧迫されていた血行が良くなり、次のような効果に期待できます。
● 疲労物質や老廃物が流れ、体に疲れが残りにくくなる
● 酸素や血液の運搬がうながされ、新陳代謝が活性化する
● 体の凝り・痛みなどの不調の改善
● 冷えやむくみの改善
長時間同じ姿勢で過ごしたり筋肉に負担をかけて過ごしたりして疲れを感じる時、ついそのまま寝てしまいたくなりがちですが、ストレッチを取り入れて軽く体を動かすことで、疲労回復に役立つばかりか副交感神経が優位になって眠りの質が高まるなど、さらなる嬉しい効果も得られるでしょう。
ここからは、体の中でも大きな筋肉があるお腹のまわりや太ももの前側、そして太い血管・リンパ節が位置する股関節周辺のストレッチをご紹介します。いつものストレッチにプラスして取り入れてみてくださいね。
いろいろなパーツを一挙に伸ばす!血行促進&疲労回復ストレッチ
<やり方>
1)正座の姿勢になり、足は重ねずかかとは開いておきます。両手を体の前につきましょう。
2)右ひざを手と手の間につき、かかとは恥骨の前にセット。左脚は真っすぐうしろに伸ばしましょう。脚のつけ根に心地よい伸びを感じられる位置に姿勢を整えたら、足の甲を寝かせます
3)息を吸いながら右手を頭上に伸ばします。息を吐きながら上体を左に側屈させましょう。右の肋骨の下~骨盤にかけての長さを引き出すように体をカーブさせます。呼吸を5~10回繰り返します
4)息を吐きながら上体を前に倒します。両手を重ねた上に額を乗せて右のお尻まわりの伸びを感じましょう。肩がすくむ場合、手の位置をズラしてリラックスできる位置を見つけると良いです。 呼吸を5~10回繰り返します。
5)反対側も同様に行いましょう
ストレッチは伸ばし始めて20秒経ったあたりから筋肉に変化が現れると言われています。湯上がりの体が温まっている時にストレッチするとより効果を実感しやすくなるので、時間とタイミングを意識してみるのも良いかもしれません。また、1つのストレッチだけを行うよりも、部位別にいろいろと組み合わせることで全身の血行促進につながるので、ぜひ参考にしてみてください。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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