1分で前屈が驚くほど変わる!楽になる!【タオルを使うから効果的】筋膜リリース&ヨガストレッチ
前屈をするときに、脚の裏ががガチガチと感じる方必見!ガチガチに固まっている方は、ストレッチをしても全然気持ちよくないですよね。そんな時はタオルを使って筋膜をリリースするだけで、驚くほど筋肉がほぐれ、心地よくストレッチできるようになります!
ストレッチが気持ち良くない!?
前屈ができない、前屈ができるようになりたい!と検索すると、多くの場合は前屈の姿勢でストレッチを行うことを進められますが、「まずその姿勢が辛いんだよ~!」という気分になりませんか?前屈がつらい主な原因は、脚の裏側の筋肉の柔軟性。筋肉は、動かさないと硬くなるという性質を持っています。そのため、座り仕事でずっと筋肉を伸ばさない状態が続いていたり、立ち仕事で脚を棒のようにしていると、筋肉は硬くなってしまうのです。硬くなった筋肉は、伸ばすよりもまず「ほぐす」を行うことが効果的。整体等に行ったときも、まずは指圧でマッサージして、最後にストレッチされた記憶がありませんか?固まったものをいきなり伸ばすのではなく、まずは①ほぐして、②血流を良くして、③筋肉を柔らかい状態にしてから、④伸ばすという順番で、効率的に筋肉の柔軟性をアップしていきましょう。
前屈が楽になるほぐし→ストレッチ
脚の裏が硬い場合、手が届きづらいためタオルを使ってほぐしていく方法を今回はご紹介します!フェイスタオルやバスタオルを丸めたものを用意して、スタートです!床やヨガマットに座った姿勢で行っていきましょう。(絨毯だと柔らかすぎるため、ある程度安定して硬さのある床や安定したヨガマットの上で行っていきましょう)
1)ほぐす
しっかりと丸めたタオルを右脚の太ももの裏側に置いて、両手で脚を左右に揺らす。タオルに脚を押し付けるように両手で圧をかけると、タオルに当たっている部分がほぐされます。5~10回程度揺らしたら、脚の付け根から足首に向かってタオルの位置を少しずつ変えていきましょう。
2)ストレッチ
両手で右足裏をつかみ、吐きながら膝を伸ばして脚全体を天井方向に持ち上げていきます。曲げたところから伸ばすという動きは、いきなり伸ばすことによるピキーンとした痛みを防ぐ効果もあり、安全に無理のない範囲でストレッチを行うことができます。
片脚のほぐし&ストレッチが済んだら、前屈をしてみましょう。ほぐした方の脚は突っ張る感じがなかったり、楽に体を倒せる感覚が生まれていると思います。両脚を行った後は、ビフォーとアフターで前屈の深さのチェックをしてみてくださいね!
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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