歩くたびに違和感…【40代からの股関節ほぐし】スムーズな動きを取り戻すための「脚パカエクサ」

 歩くたびに違和感…【40代からの股関節ほぐし】スムーズな動きを取り戻すための「脚パカエクサ」
AdobeStock

股関節が硬い原因はいくつかありますが、そのひとつに、「内ももの硬さ」が考えられます。股関節の動きに直結する内ももをほぐして、快適に動ける体作りをしましょう。

広告

股関節の動きに関わる内転筋とは

内ももの筋肉である内転筋群は、恥骨筋・短内転筋・長内転筋・大内転筋・小内転筋・薄筋の6つの筋肉の総称です。骨盤の下部から大腿骨にかけてついていて、脚を閉じたり股関節を前後に動かしたりする時に使われます。骨盤の安定や姿勢の維持、歩行中のバランスの整えることなどに関わる大切な筋肉ですが、普段意識して使われることが少ないのが特徴。さらに、加齢や長時間座りっぱなしなどの影響が加わると、衰えやすくなるので、しっかりほぐして使うことを意識しましょう。

内転筋
イラストAC

内転筋ほぐしで得られる効果

・股関節の可動域が広がる
・股関節や膝に痛みが出にくくなる
・内ももがすっきりする
・O脚の改善傾向
・太ももの外側の張りが弱くなる
・歩き方や脚の形の改善
・腰痛の改善傾向

寝ながら内転筋ほぐし&エクササイズ

筋肉は使いすぎても使わなすぎても硬くなるもの。内転筋の硬さが原因で股関節の動きが悪くなっているのであれば、内転筋をほぐすことで不調の改善が期待できます。ご紹介するストレッチは、呼吸を止めずに、痛いよりも心地よさの勝る範囲で無理なく行いましょう。

①仰向けになり、両脚を膝を曲げずに真上に伸ばします。

②両脚を左右に開き、内ももが程よく伸びたところで20~30秒キープします。

内転筋ストレッチ
Photo by Takayo Onoda

③内ももの筋肉が使われているのを意識しながら、両脚を高く上げたままクロスします。息を吐きながら脚を開き、吸いながらクロスさせましょう。脚の前後を入れ替えて、10回ほど繰り返します。

内転筋エクササイズ
Photo by Takayo Onoda

動画で確認しながら行いたい方はこちら

広告

AUTHOR

小野田貴代

小野田貴代

ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

内転筋
内転筋ストレッチ
内転筋エクササイズ
歩くたびに違和感…【40代からの股関節ほぐし】スムーズな動きを取り戻すための「脚パカエクサ」