【かぼちゃ】旬は年に2回ある?おいしいかぼちゃの見分け方と栄養価がアップする食べ方を栄養士が解説

 【かぼちゃ】旬は年に2回ある?おいしいかぼちゃの見分け方と栄養価がアップする食べ方を栄養士が解説
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広田千尋
広田千尋
2023-09-20

ほくほくとした甘いかぼちゃは、野菜の中でも珍しく、旬が2回あります。かぼちゃがもっともおいしい時期は、いったいいつごろなのでしょうか。今回はかぼちゃの旬とおいしいかぼちゃの見分け方、栄養価を高める食べ方を管理栄養士が紹介します。

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かぼちゃの旬は「夏」「秋~冬」の2回!

かぼちゃの旬は2回あり「夏」または「秋~冬」が旬となります。旬が2回あるのは、下記の通り、収穫時期とおいしくなる時期が異なるからです。

・夏…かぼちゃの収穫時期
・秋~冬…かぼちゃの甘みが増す時期

収穫されたばかりの夏のかぼちゃには、水分やでんぷんが多く含まれ、あっさりとしていて甘みが少なく感じます。一方で、秋から冬のかぼちゃは水分が少なく濃厚な味で、甘みも増しています。
これは、かぼちゃの追熟による変化です。収穫後に2~3カ月ほど追熟させることで、かぼちゃから水分が抜け、でんぷんが糖に変わるため、濃厚で甘みのあるかぼちゃになります。

濃厚な味を楽しむなら秋~冬、さっぱり食べるなら夏!

かぼちゃがおいしいのは秋から冬
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一般的にかぼちゃがおいしいといわれるのは、旬の中でも「秋~冬」の時期です。かぼちゃの味が強く、甘みもあるため、かぼちゃならではの味わいを楽しめます。
とはいえ、夏のかぼちゃがおいしくない、というわけではありません。夏のかぼちゃはさっぱりと食べられるため、食欲が低下しがちな夏にはぴったりなのです。
旬の特長にあわせてかぼちゃをおいしく食べるなら、下記のメニューはいかがでしょうか。

・夏のかぼちゃ…カレー、焼き浸し、炒め物、サラダなど
・冬のかぼちゃ…シチュー、グラタン、ポタージュ、煮物など

夏はあっさりしたかぼちゃが合う料理を、冬は濃厚な味わいを楽しめる料理を選んでみましょう。

おいしいかぼちゃの見分け方

おいしいかぼちゃの見分け方
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おいしくて甘いかぼちゃを見分けるには、しっかり水分が抜けて追熟しているかどうかがポイントになります。おいしくなっているかぼちゃのサインは下記の通りです。

・皮にツヤがあり硬い
・ヘタがコルクのように枯れている
・持ったときにずっしりと重みを感じる
・カットされたものなら種がぎっしり詰まっている

ぜひ購入時にチェックしてみてください。

かぼちゃの栄養価アップ!食べ方のポイント

かぼちゃの栄養価を高める食べ方
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かぼちゃはおいしいだけでなく、栄養価も高い野菜です。β-カロテン・カリウム・ビタミンC・食物繊維など、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。かぼちゃの栄養価を高める食べ方は下記があります。

油と一緒に調理する

かぼちゃに含まれるβ-カロテンは脂溶性ビタミンであるため、油と一緒にとることで吸収率が高まります。
β-カロテンをムダなく摂るなら、バターやオリーブ油などの油を使って調理する、または炒め物やサラダなどの油を使ったメニューと組み合わせるようにしましょう。

皮も食べる

かぼちゃの皮には、果肉の部分以上にβ-カロテンが含まれることが知られています。また食物繊維も含むため、ぜひムダなく食べたい部分です。
硬い部分や、硬すぎる場合は取り除いて問題ありませんが、煮物やソテー、サラダなどに使うときは、ぜひ皮ごと食べるようにしましょう。

 

かぼちゃは秋から冬にかけて、どんどんおいしさが増していきます。ぜひおいしいかぼちゃを見分けて、さまざまなメニューで楽しみましょう!

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広田千尋

広田千尋

管理栄養士。病院や保健センターなどで幅広い年代の栄養サポートに携わった後、フリーランスとして活動を開始。現在はコラム執筆を中心に、レシピや献立の提案なども行っている。



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