【50歳からのぽっこりお腹解消】内ももがカギ!壁を使って簡単「寝たまま下腹部スッキリ運動」
太腿の内側の筋肉(内転筋)は、腿の間に隙間を作ったり、脚のラインを綺麗に整えたりするだけでなく、骨盤を安定させ、姿勢を整える役割があります。内転筋を鍛えることで、ボディラインが整い、気になるぽっこりお腹が自然に凹む、うれしい効果も期待できます!今回は、内転筋をしっかり使って下腹部をスッキリさせるエクササイズのご紹介です。寝たまま壁を使って行なうので、初心者でも無理なくできますよ!
内転筋とぽっこりお腹の関係
図を参考にして、まず、内転筋がどんな筋肉なのかチェックしてみましょう!
内転筋はいくつかの筋肉の集合体で、内腿にある筋肉です。骨盤の前側から始まるものと、背面から始まるものがあり、骨盤を前後から支えて安定させる役割を担っています。内転筋をしっかり使うことで、内臓を下から支える骨盤底筋が活性化され、内臓が下がるのを防ぐことができます。まさに縁の下の力持ちのような重要な筋肉といえるでしょう。
内転筋を鍛えると骨盤が整う→骨盤が整うと内臓の位置が整う→内臓の位置が整うと下腹部がスッキリしてぽっこりお腹が解消される
このように、内転筋と気になるぽっこりお腹には深い関わりがあるのです。
内転筋を鍛えてぽっこりお腹解消!寝たままできる簡単壁トレ
今回は、筋力に自信ない人にもやりやすいように、壁を使ってできる簡単な方法をご紹介します。無理をせず、自分のペースでトライしましょう!
やり方
1)壁に足を上げて天井方向に伸ばし、仰向けで寝る。
腰が反らないように下腹部を引き込んで腰をしっかり床に下しておく。両手は体側、もしくは下腹部に添え、呼吸を整える
2)足の裏と裏を付けて息を吸いながら膝を曲げ、足を自分のほうに引き寄せる。お腹はしっかり引き込んでおく
3)息を吐きながら、内腿を締める意識をして膝を伸ばす
4)壁に足を付けたまま、内転筋と下腹部を意識して膝の曲げ伸ばしを10回繰り返す
5)余裕があれば、壁から脚を離し、さらにあと10回繰り返す
ポイント
意識して使いたい筋肉は内転筋です。膝を伸ばす時は、左右の内腿を寄せ合うようにして内転筋をしっかり使いましょう。
お腹の力を抜かないことも大切なポイントです。内腿と下腹部のつながりに目をむけてエクササイズを行いましょう。
壁から足を離すときついと感じる場合は、壁に頼ったままでも大丈夫。足を上げる角度も調節しながら、まずは10回からスタート。続けられたら更に10回!できる範囲で行いましょう。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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