【ごはん】意外と知らない…米の研ぎ方、浸水方法でこんなに違う!おいしいご飯の炊き方を徹底解説

 【ごはん】意外と知らない…米の研ぎ方、浸水方法でこんなに違う!おいしいご飯の炊き方を徹底解説
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和田 梓
和田 梓
2023-09-12

秋になると楽しみなのが、ツヤツヤモチモチとした新米。おいしいご飯は何よりのご馳走ですよね。ただ新米をおいしく炊くためにはちょっとしたコツが必要。今回は米の研ぎ方から炊飯後のご飯のほぐし方まで、詳しく解説します。

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そもそも新米とは?

新米とは「米を生産された年の12月31日までに精白し、包装された米」のことを指します。米は9〜11月が収穫のピークを迎えるので、新米と表記できるものはほんの数ヶ月分。とても貴重なお米なのです。

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おいしいお米の炊き方を徹底解説

そんな貴重な新米はぜひおいしく食べたいですよね。おいしいお米の炊き方を詳しくみていきましょう。

①洗米

米を洗うポイントは、「米が泳がない程度の少量の水」で「数回洗ったらすぐに水を捨てる」ことです。
水をたっぷり入れた状態だと、米同士の摩擦が起きない為、きちんと研ぐことができません。研ぐ際は少量の水で行い、洗い流すときに水を加えて白く濁った研ぎ汁を流すのがコツです。指を立てた状態で、シャカシャカとかき回すように軽く混ぜましょう。新米は特に米粒がやわらかく割れやすいので、力を入れすぎないようにご注意を。

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またお米は乾物なので、最初に戻した水を一番吸収しやすい性質があります。ゆっくり研いでいると米の表面のぬかの匂いを吸収してしまう可能性が。手早く行うことが大切です。またミネラルウォーターで炊飯をする人もいますが、できれば一番最初に洗う時の水をミネラルウォーターにする方がおすすめです。

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②水加減

平らな台の上に釜をおいて、目盛りに合わせてきっちりと水を加減しましょう。鍋で炊く際の水加減は、精白米の容量の1.2倍が目安です。(1合だと水は約220ml)ただ新米は水分量が多いので、1.1倍を目安に少し減らしましょう。(1合だと水は約200ml)

③浸水

米の種類や水温によっても前後しますが、30分以上浸水させると米粒の中まで水が吸収されます。その為、炊いた時に芯が残らず、ふっくらとしたご飯に。水温が低い冬場だと浸水するのに時間がかかるので、50〜60分を目安に浸水させましょう。浸水させた米の色が真っ白になったら、米が充分に水を吸った証拠です。

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④蒸らし

炊き上がったら蓋を開けずに10〜15分ほど蒸らします。これは米の水分を均一にするため。炊き上がったばかりは米の表面に水分が多い状態ですが、蒸らす事によって米の中まで水分が行き渡ります。尚、炊飯器で炊く際は、炊飯時間に蒸らし時間が入っていることが多いので、取扱説明書でご確認ください。

⑤ほぐす

ご飯が炊けたら、なるべく早くほぐしましょう。釜の場所によるご飯のばらつきがなくなり、余分な水蒸気も逃げるので、べたつかずにふっくらとしたご飯になります。ほぐす際は、米粒を潰さないように、釜の底からふんわりと混ぜましょう。

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<参考元>

農林水産省 新米の表示の定義を教えてください。また、新米を美味しく炊く方法についても教えてください。

公益社団法人米穀安定供給確保支援機構 「お米・ごはんBOOK」

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AUTHOR

和田 梓

和田 梓

管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。



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