【仙骨付近の痛みや違和感に】30回で楽になる!股関節からお尻をほぐす足踏みストレッチ

 【仙骨付近の痛みや違和感に】30回で楽になる!股関節からお尻をほぐす足踏みストレッチ
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腰とも言えない、お尻の割れ目の上にある「仙骨」付近の不快感、痛みに悩んでいませんか?痛みはなくとも、「なんとなくしっくりこない」と言葉にできない違和感のある人もいるかもしれません。仙骨は股関節や骨盤が動くたびに小さく連動して動いています。ここに着目して、今日は股関節を動かしながら仙骨付近のお尻の筋肉をほぐすストレッチをご紹介します。30回、毎日やれば途端に楽になりますよ。

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股関節を動かすことで仙骨の調子が良くなる理由

仙骨付近の不快感、違和感はなぜ起こるのでしょうか。人によって様々な原因がありますが、共通しているのは仙骨を支える股関節や骨盤の動きが十分でないからです。股関節や骨盤の動きがよくないと、お尻・腰・もも裏・内ももなどの筋肉が硬くなる、もしくはうまく動かず仙骨に負担をかけてしまいます。

仙骨
イラスト/Adobe Stock

仙骨は単体で動かすことができません。仙骨の周辺をテニスボールなどでぐりぐりと緩めるやり方もありますが、仙骨の違和感を生み出している股関節や骨盤の動きから改善しなければ、根本的な解決にはなりません。

そこで今回は股関節を十分に動かして、お尻やもも裏をほぐすようにするストレッチをご紹介します。このストレッチを行うことで、結果として仙骨も連動して十分に動き、不快感や違和感を解消することができます。今回のストレッチは足踏みのような動作を30回行っていただきます。回数は30回と多いですが、やればやるほど、股関節の動きが良くなり、お尻やもも裏の伸び感を目に見えて感じていただけると思います。

仙骨付近の不快感は放っておくと、腰痛や股関節痛など他の不具合を招くこともあります。痛みとも言えない些細な不快感を感じているうちにストレッチでボディケアを行いましょう。

【仙骨付近の不快感に】30回で楽になる!股関節からお尻をほぐす足踏みストレッチ

1)低い台に手をつきます
脚を閉じて立ち、膝を伸ばして低い台に手をつきます。ゴミ箱でも椅子でもokです。手をついた時にもも裏にストレッチ感を感じているかどうか確認してください。

股関節ストレッチ
photo by Minami Ito

2)交互に膝を曲げ伸ばす足踏みストレッチ
カカトを床につけたまま、交互に膝を曲げ伸ばしてください。股関節から膝を曲げるイメージで動くと、どんどんもも裏・お尻が伸びてきます。30回を目安に行ってください。

股関節ストレッチ
photo by Minami Ito

▼動画で詳しい動きを確認したい方はこちら▼

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伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



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