新しいアイデアがポンポン思いつく人の共通点とは?スランプに陥ったときに積極的に行いたい対処法7つ

 新しいアイデアがポンポン思いつく人の共通点とは?スランプに陥ったときに積極的に行いたい対処法7つ
canva
石上友梨
石上友梨
2023-09-15

仕事や制作活動など、生活の中でアイデア出しをする機会に困ったことはありませんか?しかし、スランプでなかなかアイデアが降ってこない、良いアイデアが全く思いつかない。そのような時はどうすればいいのでしょうか。アイデアがポンポン浮かぶ人はどんな秘訣があるのでしょうか。今回はアイデアを思いつくための方法について紹介します。

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アイデアを出すのが上手な人の特徴とは?

アイデアを出すのが上手な人には共通点があると考えられます。その共通点から、新しいアイデアを出すために日々どんな行動や思考を持っていけばいいか、ご紹介します。

広い視野と柔軟な思考を持っている

画期的なアイデアを生み出すためには、枠にとらわれない広い視野が必要です。既存のアイデアや固定概念にとらわれず、柔軟な思考を持てるように意識しましょう。そのために、自分の視点だけではなく、例えば、経営者の視点、ユーザーの視点など、様々な立場の人の視点に立って考えてみることがオススメです。

問題を明確化する

実用的なアイデアを出すためには、現状の問題は何か深掘りし、しっかりと理解することが必要です。問題点を紙に箇条書きで書き出す等、客観的に分析して、根本の原因や背後にあるニーズを明確に把握することで、改善策や打開策を見つけましょう。

異なる分野や業界の知識を取り入れている

新しいアイデアを出すためには、異なる分野や業界の知識やアイデアを組み合わせることも有効です。同じような場面でも、異なる分野では全く異なる方策を取る場合があります。他職種の人に相談をしてヒントをもらうこともオススメです。

チームワークを大切にする

 良いアイデアは、一人の視点だけではなく、複数の視点や知識を組み合わせることで生まれる場合があります。チームメンバーや他職種の人たちとアイデアを出し合いましょう。

常にフィードバックをする

結果が出てからではなく、アイデアを出す過程でもフィードバックや評価をすることは重要です。自分のアイデアを伝え、他の人からの意見や批判を受け入れることで、アイデアを洗練させていきましょう。

創造力を高めるような趣味を始める

マインドフルネス瞑想など、自分の内側に意識を向けて、創造力を刺激するような趣味を作ることが有効です。また、絵を描く、文章を書く、ダンスなど、自分自身を自由に表現する活動に取り組むことや、興味があることに挑戦して異なる経験を積むこと、新しい場所を訪れたり、異文化に触れたり、さまざまな分野の知識を学び、知識や経験の幅を広げることもオススメです。

アイデアの出し方

次にアイデアの出し方を紹介します。どのような方法が合うかは人によっても状況によっても異なるため、色々な方法を試してみましょう。

ブレインストーミング

グループで行う場合は特に効果的な方法です。ブレインストーミングでは、まずはアイデアの質よりも量を重視し、アイディアに対する批判や判断はせず自由にアイデアを出し合います。気軽に発言できる雰囲気を作ることで、他のメンバーのアイディアに刺激を受けながら、新たなアイディアを生み出すことができます。そして、ある程度アイディアが出た段階で、アイディアを整理して結論をまとめていきましょう。

マインドマップ

マインドマップは、中心テーマを真ん中に描き、中心テーマから放射状に広がるようにキーワードを書き出します。テーマやキーワードは単語1つや2つと簡潔に書き、色分けをしたり、イメージや図を使ったり、目で見て分かりやすいものにします。関連するキーワードをつなげることで新たなアイディアを見つけることができます。現在はマインドマップを作成するソフトがたくさんあるので活用することもおすすめです。

マインドマップ

アイデア帳を作る

日常的にアイデアを書き留めるためのノートやアプリを使用する方法です。日頃から気づいたアイデアや興味を引くものをメモしておき、後で見返すことで新たなアイディアを見つけることができます。

環境を変える

アイデアが浮かばない時は、今までとは違う環境で考えてみることがオススメです。例えば、カフェや公園など、静かな場所や賑やかな場所など、様々な場所を試してみましょう。異なる環境に身を置くことで新たな視点や刺激を受けることができます。

情報収集する

関連する情報を調べているうちにアイデアが浮かぶことがあります。例えば、インターネットで検索をする、書籍や論文などを調べ、関連するトピックや業界の最新の動向やトレンドを調べてみましょう。

考えていることを視覚化する

頭の中で考えて煮詰まってしまった時は、考えていることを書き出して目に見える形にしましょう。例えば、ホワイトボードやノート、ポストイットにキーワードやイメージを書き出し、それらを組み合わせたり整理したりすることで、新たなアイデアが浮かぶことがあります。

リラックスや休息をとる

集中しすぎているとアイデアが浮かばないことがあります。時にはリラックスをして休息をとることで、脳が休まり、新しいアイディアを考える余裕ができます。散歩したり、ヨガをしたり、好きな趣味に没頭することで気持ちをリフレッシュさせましょう。

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石上友梨

石上友梨

大学・大学院と心理学を学び、心理職公務員として経験を積む中で、身体にもアプローチする方法を取り入れたいと思い、ヨガや瞑想を学ぶため留学。帰国後は、医療機関、教育機関等で発達障害や愛着障害の方を中心に認知行動療法やスキーマ療法等のカウンセリングを行いながら、マインドフルネスやヨガクラスの主催、ライターとして活動している。著書に『仕事・人間関係がラクになる「生きづらさの根っこ」の癒し方: セルフ・コンパッション42のワーク』(大和出版)がある。



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