ピーナッツバターがセレブに人気の理由|栄養価とダイエット&美容効果まで
ピーナッツバターは、ヨガやワークアウト後のおやつとしてセレブから人気!りんごのスライスにピーナッツバターを乗せたものを持ってロケに出かけたり、小分けの容器に入れたものをジムに持参しているセレブも多数いる。なぜセレブはピーナッツバターが好きなの?その理由を検証!
ピーナッツバターはセレブから「ヘルシーなおやつ」として大人気
モデルのマーサ・ハントはピーナッツバターかアーモンドバターを空腹時に食べると語っているし、女優のジェニファー・ローレンスは「ダイエット時はピーナッツバターを乗せたセロリを食べていた」と明かしている。俳優レオナルド・ディカプリオの元恋人でモデルのニーナ・アグダルは「朝食にはピーナッツバターとアーモンドミルクをミックスしたスムージーでエネルギーを補給している」そう。
大人気のピーナッツバターだけれど、専門家の中には「ピーナッツは脂肪分が多すぎて体に良くない」と主張する人も。ピーナッツを食べ過ぎてニキビができた経験をしたこともいるのでは? それは脂肪分が多いからいう専門家も。
ピーナッツバターの栄養価
実際のところ「健康にいいの?悪いの?」という疑問に雑誌アメリカ版「タイム」が答えを出している。結論から言うと「とても健康的な食品」だそう。ニューヨーク大学教授で栄養士のリサ・サッソン教授によると「常に家に、もしできれば職場にも持参したい食品」だそう。その理由は、健康にいい脂肪の他にたんぱく質、食物繊維、ミネラル、ビタミンが豊富にふくまれていること。大さじ2杯で7グラムのたんぱく質、2グラムの食物繊維、16グラムの脂肪がとれるそうで、大人の女性が1日に摂取したい食物繊維の量が18グラムだということを考えると大さじ2杯でこの量はなかなか優秀! 脂肪分も多いけれど「最も健康的な形の不飽和脂肪酸。食べることでコレステロール値と心臓病も防げる」のだとか。もちろんバターの代わりにパンにつけてもいいけれど、サッソン教授によるとりんごやバナナ、フルーツにつけて食べるのがオススメ。パンやクラッカーにつける場合に比べて炭水化物の量もカットできるし、一緒にビタミンなどもとれる。ダイエットを意識しているならにんじんスティックやセロリにつけるのも良いそう。
デメリットは?体に悪い?ピーナッツバターを選ぶときの注意点
でもここで注意が! 専門家たちは「ピーナッツバターを買う時には原料をよく見ること」「ピーナッツと塩分だけのもの、塩分はできれば少ないものを選んで」とアドバイスしている。サッソン教授によると砂糖や硬化油(合成油脂)が使われているものはNG。特に硬化油は肥満の原因になるというトランス脂肪酸のことなので注意が必要だそう。
教授からは「手作りのピーナッツバター以上に体にいいものはない」というアドバイスも。専門家おすすめの作り方は以下の通り。暑くて外に出かけたくない日は、涼しいキッチンでピーナッツバター作りにトライしてみるのはいかが?
ピーナッツバターのつくり方
材料
- 生のピーナッツ(または加熱してある市販のもの。塩が加えられていないものを選ぶこと)…2カップ
- 天然塩…小さじ1/2
- オリーブオイル…大さじ1/2
つくり方
- 生のピーナッツの場合は180度のオーブンで10分焼く。市販のピーナッツの場合はフライパンで乾煎りする。茶色の薄皮を取り除く。
- フードプロセッサーにピーナッツとオリーブオイルを入れて混ぜる。
- なめらかになってきたら塩を加えで混ぜる。固いようならオリーブオイルを加えてお好みの固さにする。(途中で一部をフードプロセッサーから出して最後で加えると、粒の残ったチャンキータイプにも!)
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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