知らなきゃ損【ほったらかしむくみケア】スマホを見ながらできる「むくみ」「下半身リセット」方法
梅雨の季節を迎え、暑さや湿度の高さに身体がついていっていない人も多いと思います。今回は、寝る前にする「だるい下半身をリセットできる」むくみケア法をご紹介。寝たままでもスマホを見ながらでもできちゃいます!
どうして梅雨の時期は不快なのか
気象庁によると30年間の平均湿度は、もっとも湿度が低い1月は58%に対し、6月は78%、7月は80%となっています。私たち人間が不快に感じるとされる湿度は79.4%とされていて、6月の多くの日で人は湿度による不快感を感じているようです。
湿度が高いと体の水分が蒸発しない
なぜ湿度が高いと、私たちは不快と感じるのでしょう?
それは、人間の体内の水分量が関係しています。人間の身体の水分量は、成人女性で50%・成人男性で60%前後とされています。(余談ですが、かかとが女性よりも男性の方がつるつるしていたりするのは、こんなことからだったりします)
私たちは動くと体温が上昇するため、熱や水分を外に放出する必要があります。しかし、空気中の水分量が多いと、身体の中の水分が入るスペースが大気中にないために、水分の蒸発が難しくなるのです。体から水分がうまく蒸発しないことが不快に感じる原因、というわけです。
運動や体の巡りを整えて不快感を取り除こう
梅雨の時期は水分だけでなく、体の老廃物も外に排出しづらくなるので、運動をして意識的に汗をかいたり、身体の巡りを整えたりして、快適さを保つ必要があります。
梅雨の「ほったらかしむくみケア」
下半身のむくみは、ポンプ機能も持つふくらはぎの筋肉を使って血液を心臓に送り返すことで解消できます。今回はさらに重力の力も借りて、効率よくスッキリさせましょう。
筋肉と足先を使って流れを良くする
1、仰向けになり、両足をまっすぐ上に上げます。足首を曲げて足の裏を天井に向けましょう。
2、つま先を自分の顔の方に近づけ、ふくらはぎと脚の裏側を伸ばしていきます。
3、足首を伸ばしつま先を天井に向けて、足の甲と脚の前側を伸ばしていきます。
4、余裕があったら、両手も同様にまっすぐ天井方向に上げて、両手両脚をぶらぶらと揺らし、手の甲や手の平も伸ばしていきましょう。
ほったらかしでOK!脚のむくみケア
5、腰を床や布団につけたまま、両脚を壁に沿わせて高く上げます。足首を曲げてかかとを壁につけましょう。
6、両手は真横に広げ、手の平を床か布団につけましょう。深呼吸をして下半身の力を徐々に抜いていきます。
7、そのまま2~3分ほったらかします。
こちらの内容は、動画でも確認いただけます
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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