ムズムズの季節の〈苦しい鼻づまり〉を一瞬で解消!鼻づまり改善に効果のあるツボ押し&呼吸法は

 ムズムズの季節の〈苦しい鼻づまり〉を一瞬で解消!鼻づまり改善に効果のあるツボ押し&呼吸法は
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魚澄トモ
魚澄トモ
2025-03-03

鼻がつまって眠れない、呼吸がしづらいという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?そんな方のために今回は簡単にできる呼吸改善に効果のあるツボ押しと呼吸法をご紹介します。

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なぜ鼻がつまってしまうのか?

日常生活の中で呼吸のしづらさ、鼻がつまっている感覚を感じる人もいるかと思います。鼻がつまってしまう原因として

● 鼻腔の空気の通り道がふさがった状態になっている

主に鼻腔に存在する下鼻甲介という箇所が膨れることで、鼻の通り道がふさがり鼻づまりが起こることがあります。

● 自律神経バランスの乱れ

夜寝る時だけ鼻づまりを感じるという方もいますが、これは自律神経が関係していると言えます。寝る時はリラックスしているので基本的には副交感神経優位の状態になり、日中に比べ、鼻水が出やすくなったり、粘膜肥厚(下鼻甲介の粘膜が肥大して空気の通り道をふさぐ)が起きて鼻の空気の通り道が狭くなることがあります。

鼻詰まりを放置するとこんな症状に発展

鼻が詰まっている状態を放置していると

● 頭痛がする、頭が重く感じる
● 目の奥が痛くなる
● 口呼吸することになってしまい、菌やウイルスを取り入れてしまう

といった状態に発展することが多いようです。

これは鼻腔に病気があるのではなく、鼻腔とつながっている副鼻腔といった場所に炎症や異常があることで、それぞれの箇所で炎症が生じることで頭痛や目の奥の痛みを起こします。この状態は副鼻腔炎と呼ばれ、これらが長い期間をかけて炎症を起こしている状態は蓄膿症と呼んでいます。

鼻づまりを一気に解消する方法

鼻づまりは集中力の低下や睡眠不足の原因にもなりますし、放っておくと状態が悪化する可能性が高いですので、鼻づまりに即効性があるツボを刺激し、呼吸も整えることで徐々に改善していきましょう!

Step1:直接、ツボ押しをして鼻の通りを良くする

<やり方>

鼻通と迎香
photo by Tomo Uosumi

1)両手の押しやすい指(中指がおすすめ)の指の腹を小鼻の横にあるツボ・迎香(げいこう)に当てる

2)3秒くらいかけてゆっくりツボを押し、3秒くらいかけてゆっくり放す

3)5回繰り返す

4)小鼻の付け根の両脇にあるツボ・鼻通(びつう)も同様に行う

Step2:片鼻呼吸法で両方の鼻の通りを良くする

片鼻呼吸法
photo by Tomo Uosumi

1)右手のひらを自分の顔に向けて、人差し指と中指を折り曲げる

2)親指で右鼻を抑え、左鼻から息を吐く

3)左鼻から息を深く吸う

4)薬指で左鼻を抑え、親指を外した右鼻から息を吐く

5)右鼻から息を深く吸う

6)これを繰り返す

Step3:完全呼吸法で自律神経を整える

鼻づまりの原因の一つに自律神経が乱れているという理由があります。全身を使った完全呼吸法で自律神経を整えましょう!

完全呼吸法
photo by Tomo Uosumi

1)おなかを凹ませながら、ゆっくり息を吐き切る

2)息を吸いながら、おなかをゆっくり膨らませる

3)そのまま続けて、胸を横に広げながら息を吸い込む

4)最後に鎖骨を持ち上げながら息を吸いきる

5)ゆっくりと鎖骨を下げながら、息を吐く

6)続けて息を吐きながら、広げた胸をすぼめる

10回くらい繰り返し行ってください。

▼ 動画で確認したい方はこちらからどうぞ ▼

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