疲れやすい人、運動が苦手な人こそやろう!筋力の衰えを防ぐ壁を使った大臀筋エクササイズ

 疲れやすい人、運動が苦手な人こそやろう!筋力の衰えを防ぐ壁を使った大臀筋エクササイズ
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疲れやすい、体が冷える、むくみなどを解消するためには体の中で大きな筋肉を使うのが効果的です。今回はお尻の筋肉・大臀筋を意識した簡単エクササイズをご紹介します。このエクササイズで血行不良や冷えを防ぎましょう。

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お尻の筋肉を鍛えるメリット

筋肉には体内の熱を生み出し基礎代謝を上げる働きがあります。基礎代謝とは体温の調節・呼吸・心臓の動きなど、生命活動を維持するために使われるエネルギーで、基礎代謝量は筋肉の量に比例していて筋肉が減ると代謝量も減ってしまいます。

筋肉量は年齢とともに減っていくので増やすことは難しいかもしれませんが、筋肉を使わないことで衰えが加速していくのは避けたいものです。

大臀筋
 大臀筋 / Illustration by illust AC

代謝を上げるためには筋肉を動かすことが大事なのですが、同じ筋肉を動かすならできるだけ大きな筋肉を動かすようにしましょう。大きな筋肉をしっかりと使うことで血流が改善されて、冷えやむくみの防止、基礎代謝を上げて太りにくい体づくりなどにもつながります。

そこで注目したいのが大臀筋です。大臀筋はお尻の大部分を占めていて、全身の中で一番大きな筋肉です。大臀筋を意識して動かすことで不調を緩和することが可能ですが、逆に長時間座ってお尻が圧迫されると筋肉は硬くなり、大臀筋周辺の筋肉の血行も悪くなって冷えやむくみが起こったり、運動不足で筋肉が衰えると運動能力に影響したり、垂れ尻といった見た目の影響も出てきます。

大きな筋肉と聞くとハードな運動を想像するかもしれませんが、今回ご紹介するエクササイズは壁を使って行うので、運動が苦手な方でも安心して取り入れられると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

壁を使った片脚立ちバランス

<やり方>

片脚立ち
Illustration by illust AC

1)壁に向かって立ち、両手を腰の高さぐらいのところで壁につける。手の平全体を壁につけるか、指先だけを壁につけるかはやりやすい方を選んでOK

2)後ろに下がりながら上半身を床と並行になるまで倒していき、目線を床の方へ。両足は腰の真下にくるように位置を整える。両腕は耳の横で真っすぐ伸ばし、胴体と腕を一直線に

3)右足をゆっくりと上げて、できるだけお尻と同じ高さまで持ち上げていく。つま先を真下に向け、大臀筋を意識しながら脚を上げ続ける。軸脚の膝は軽く曲げて、伸ばしすぎないように注意する

4)呼吸が止まらないように気をつけながら、バランスを保って5呼吸前後キープ。終わったら反対側も同様に行う

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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