垂れ尻を上げたいなら坐骨がポイント!お尻と脚の境目を作ってヒップアップ

 垂れ尻を上げたいなら坐骨がポイント!お尻と脚の境目を作ってヒップアップ
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お尻のお肉が下に垂れてきた、お尻と脚の境目が曖昧になっている、お尻のラインが見える服を着たくない…そんな「垂れ尻」のお悩みを感じていませんか?お尻は脂肪だけに見えるかもしれませんが、「大臀筋」という大きな筋肉で覆われています。筋トレのエクササイズを行えば、お尻は何歳からでも上がります。しかし、ただエクササイズしても垂れ尻は変わりません。「坐骨」をポイントに、垂れ尻をグッと上げるエクササイズを紹介します。

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お尻を上げたいなら「大臀筋」にアプローチしよう!

大臀筋
(一番大きな筋肉が「大臀筋」/イラストAC)

脂肪が増えることでお尻が垂れると思いがちですが、原因はそれだけではありません。お尻には「大臀筋」と呼ばれる大きな筋肉があります。この大臀筋が怠けてしまっていることで、お尻の筋肉が垂れ下がり、「垂れ尻」になるのです。

垂れ尻を上げるなら、まず最初に大臀筋にアプローチすることでお尻の筋肉を上へと上げることができます。また、エクササイズすることでお尻全体の血流が良くなるので、脂肪も落ちやすくなります。

しかし、ただお尻のエクササイズをすれば良いというわけではありません。ポイントは「坐骨」という骨の位置を知り、意識しながらエクササイズすることです。

「坐骨」を意識してエクササイズすることが重要な理由

坐骨
(坐骨は左右に二つあります/イラストAC)

「坐骨」は椅子に座ったり、あぐらをかいた時に床にゴツゴツと当たる骨です。ここがお尻の一番下と考えてください。この坐骨付近から大臀筋を収縮できれば、お尻と脚の境目ができ、垂れ尻は自然と上へ上がります。

エクササイズをする際に、「坐骨から上へ向かって大臀筋を収縮させている」というイメージを持つことが大切です。

大臀筋のエクササイズを行う前に、この坐骨の位置を確認するプレストレッチを行いましょう。

坐骨の位置を確認するプレストレッチ

やり方

1)足を肩幅に開き、つま先は正面に向けて立ちます。

お辞儀1

2)付け根からお辞儀をし、お尻の下にある「坐骨」付近のもも裏をストレッチします。
この動作を5〜10回繰り返しましょう。

2

このエクササイズで「坐骨」の位置が確認できました。

お尻を収縮する時も、この坐骨付近からお尻を上げるということをイメージすると、お尻と脚の境目ができ、垂れ尻を上へ上げてくれます。

いざ、垂れ尻を上げるエクササイズをやっていきましょう!

垂れ尻を上へ上げる大臀筋のエクササイズ

やり方

1)「肩の下に手首・お尻の下に膝」が来るように四つん這いになります。腰を反らせないようにお腹をへこませます。

お尻1

2)後ろに足を伸ばします。この時、坐骨付近からお尻に力が入っている感覚を意識しながら動かしてください。10〜20回繰り返してください。

お尻2

この2つのエクササイズを行うことで、お尻と脚に境目ができ、垂れ尻を上へ上げることができます。ぜひ「坐骨」を意識してやってみてください。

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AUTHOR

伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



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