【つまめちゃうほどのぷよぷよ二の腕】身体のしくみを知ってすっきりキュッ!ながらでできる簡単腕回し
段々と気温が上がってきて、半袖を着る機会も増えてきました。「夏までにもう少し二の腕をすっきりさせたいな」と思っているみなさん、隙間時間にできる、短期間で二の腕がキュッと引き締まるトレーニングをお伝えします。
二の腕に脂肪がつきやすいのはどうして?
二の腕にぶら下がるぷよぷよとした脂肪。「つまめちゃう」ほどにたるむ理由は、筋肉のゆるみにあります。二の腕の後ろ側には「上腕三頭筋」という筋肉があり、この筋肉は腕を伸ばすときに使われます。内側にある筋肉(上腕二頭筋)と共に、縮んだり伸びたりをお互い反射的に行うことで、ひじを曲げたり伸ばしたりの動作を行っています。また上腕三頭筋は、手の平に力を入れてぐっと押す動作など何かを押すときにも使われます。
このような働きのある上腕三頭筋ですが、日常生活で意識して使われることがあまりありません。使われる頻度が少ないために筋肉がゆるみ、脂肪がつきやすくなってしまうのです。
二の腕の筋肉はどこと繋がっているかを知ることが大切!
二の腕をすっきり見せたいと考えたとき、腕立てをしてみたり、もみほぐしたり、リンパの流れを整えて老廃物を流したり、といった対処法をとる人が多いと思います。それらの方法も有効的ですが、身体の構造をもっと理解すればより効果が高まっていきます。
まずは、引き締めたい部分の筋肉が、どの場所と繋がっていて、どう動かすとよいのかを知ること。今回の二の腕の筋肉には、力こぶができる内側の筋肉「上腕二頭筋」と、ぷよぷよとたるむ脂肪の奥にある外側の筋肉「上腕三頭筋」があります。これらの筋肉は、実はひじから先の骨へと繋がっていて、さらにその先の指先へと繋がっています。
筋肉のつながりを知る「二の腕感覚チェック」
1、両手を真横に広げ、まずは指先の力を抜きます。
2、次に指先をピンと伸ばし大きくパーの形にしてみましょう。
1と2を比べたとき、指を伸ばしたときに二の腕の筋肉に力が伝わっているのがわかると思います。中には指を伸ばすだけでキツイと感じる人もいるかもしれません。
ながらでできる二の腕引き締めストレッチ
二の腕チェックで行った、両腕を左右に広げた状態からスタートします。
1、手の平を大きく広げながら、腕を前側にねじり親指を下向けましょう。
2、反対側にねじり、親指を上に戻します。上→下→上→下の順番で、二の腕を絞るように腕を動かしていきます。
3、腕をまっすぐ下ろし、肩甲骨を寄せながら腕を後ろへ引きます。息を吸いながらひじを曲げて、吐きながらひじを伸ばします。手の平を大きく広げ、後ろに空気を押す感覚で行いましょう。
詳しい動画は、こちらからご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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