【日本未発売】台湾月経ディスク「フルムーンディスク」にトライ|月経カップとの違いは?

 【日本未発売】台湾月経ディスク「フルムーンディスク」にトライ|月経カップとの違いは?
photo by Ayumi Takeda
竹田歩未
竹田歩未
2023-04-27

月経カップに月経ディスク、生理用品がますます多様化する中「どれを選べばいいかわからない」という方もいるのでは?今回は多くのフェムテックグッズの使用経験があるライターが、台湾発の月経ディスク「フルムーンディスク」(2023年5月26日 日本上陸)に注目。台湾に住んでいるライターが一足先に購入し、使い心地をシェアします。自分に合った商品を見つけるヒントにしてみてください。

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月経ディスクはどうやって使うの?

入れるとき
画像のように、月経ディスクを折り曲げて膣内に押し込みます。「フルムーンディスク」は柔らかく、指の力が弱い方でも折り曲げやすい設計。

取り出すとき
月経ディスクのフチに指をかけて引っ張り出します。身体のポーズは、深呼吸&身体の力を抜き、用を足す時をイメージするとスムーズ。

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フルムーンディスク 6,600円(税込)(2023年5月26日 日本発売)photo by Ayumi Takeda 

月経カップと月経ディスクの違いについて、詳しくはこちら
【新・生理用品】月経ディスク|スウェーデン発「ジギーカップ2」が日本上陸!

フェムテックライターが月経ディスクに挑戦

フェムテックグッズに興味津々、月経カップを毎月使っているライターが、日本未発売の月経ディスク「フルムーンディスク」にチャレンジしてみました。

挿入時、痛みを感じにくい

以前月経カップを使った際、カップが開く時に痛いと感じました。ですが月経ディスクはその仕組みが異なるため、挿入時の痛みが少なく比較的スムーズに定位置まで届きました。月経カップを使用したけど痛くて…という方にこそ試してほしいアイテムです。

取り出す時、経血がこぼれないように注意

取り出す際、月経ディスクは月経カップと比べて経血がこぼれやすいと感じました。月経カップがコップ型だとすれば、月経ディスクはお椀型。そのため膣から出した瞬間に地面と平行にしなければ経血が流れ出てしまいます。慣れるまではお風呂場で取り出すのがベスト。

参考:月釀碟片パンフレット/PR TIMES

クラウドファンディングで誕生「フルムーンディスク」

月経ディスク「フルムーンディスク」は、台湾のサニタリーブランド「フルムーンガール」より誕生。発売時にはクラウドファンディングで多数の支援者を集め、大きな話題を呼びました。すでに日本で販売されている同ブランドの月経カップ「フルムーンガール」に続き、日本で発売予定。

フルムーンディスクの特徴

①素材は医療用シリコーン
②約10年間、繰り返し使える
③連続12時間使える
④サイズが選べる(53ml/38ml)
⑤メモリ付きで経血量を確認

フルムーンディスク 通常サイズ(53ml)を1マス5mmの方眼用紙に乗せて撮影。

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フルムーンディスク 6,600円(税込)(2023年5月26日 日本発売)photo by Ayumi Takeda 

洗浄カップも一緒に

月経ディスクや月経カップに使える洗浄カップ。カップに水と月経ディスクまたは月経カップを入れ、電子レンジで消毒します。台湾のウェブサイトで購入すると①月経ディスク②収納ケース③洗浄カップがセットでした。

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洗浄カップ(左)photo by Ayumi Takeda 

日本では別売りで洗浄カップ「ムーンクリーンカップ」として販売中。煮沸消毒の代わりにカンタンにお手入れできるので、一つあれば便利。

ムーンクリーンカップ
ムーンクリーンカップ 1,320円(税込)photo by full moon girl

新・月経カップ「フルムーンガール2」も発売

「フルムーンガール」の最新作「フルムーンガール2」も発売予定。カップ部分が球体に近い形をしている「フルムーンガール」に比べ、「フルムーンガール2」は縦長に進化。子宮が高い位置にある方も取り出しやすくなりました。また、カップ口の厚みが抑えられているのも特徴。細長く折り曲げられるので、挿入時の負担も軽減されます。

「フルムーンディスク」「フルムーンガール2」の最新情報はInstagramでチェックできますよ。

台湾発のフェムテックグッズに注目!

生理用品を選ぶときに大切なのは、自分に合ったものを選ぶこと。台湾のフェムテックグッズは、「生理の過ごし方に選択肢を。」という想いの基、わたしたちにより多くの選択肢を与えてくれます。女性たちが生理の不快感から開放され、生理中も普段と変わらず生活できる日もそう遠くないのかもしれません。

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竹田歩未

竹田歩未

ライター/中国語翻訳。大学在学中に場所や時間に縛られない働き方に興味を持つ。卒業後の2022年〜ライターとして活動しながら念願の台湾留学を実現。Instagram「フェムテクラブ|フェムテック・フェムケアグッズ」を運営。SNS:Ayumi Takeda @ayumin_tkd フェムテクラブ @femteclub



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