新生活で疲れが出てきた頃?毎日取り入れたいセルフケアとは
新生活、新学期、異動など春は変化のある季節ですね。また自然界を見渡しても、日中は温かく、朝晩は冷え込むなど、1日の中でも変化があります。さまざまな変化は、私たちの身体や心に少しずつストレスを与えており、対応していくのに必死です。今回は、アーユルヴェーダの観点から、変化が多い季節におすすめしたい身体と心を落ち着かせるセルフケアをご紹介していきます。
生活に変化があり、慣れない環境が続くと、不調を感じることはありませんか。「変化」というのは、アーユルヴェーダでは『風の要素(ヴァータ)』を乱す原因と考えられています。
新生活が始まり、こんな風に感じていることはありませんか?
・緊張していて気持ちが落ち着かない
・家に帰ってくると、どっと疲れを感じる
・耳鳴りや頭痛がある
・便が硬く出にくい
・身体が冷えている
・やることが多過ぎる
・忙し過ぎて休む時間がほとんどない
これらに当てはまる人は、ヴァータが乱れているサインかもしれません。
身体も心も整える耳のマッサージ
ヴァータの乱れは、様々な不調を引き起こすと考えられています。ヴァータとは、軽く、動く性質を持つため、忙しく過ごしていると、どんどんとヴァータを乱してしまいます。
そんなときは、しっとりと重たい性質を持つオイルでマッサージをすることが、乱れたヴァータを整えるのにおすすめされています。マッサージをしながら直接肌に触れることが、身体をリラックスさせ、心が穏やかに落ち着いてくる感覚を感じるでしょう。耳のオイルマッサージは、毎日行うことがおすすめされていますよ。
アーユルヴェーダで最もよく使われているセサミオイルを使ったオイルマッサージをご紹介しますので、今日から取り入れていきましょう。
<HOW TO>
①加熱処理をしたセサミオイルを湯煎で温める
②セサミオイルを手になじませ、耳の付け根を左右に引っ張る
③耳の付け根から円を描くように、前後に回転させる
④指でピースサインを作り、耳を挟んで上下に動かす
⑤最後は耳から首筋を通り、鎖骨へ流す
AUTHOR
永田舞美
ヨガ・アーユルヴェーダ講師 金融営業職に没頭する中で、ヨガとアーユルヴェーダに出会う。10代から悩みが絶えず、自律神経の不調だらけの自分が好きになれずにいた時期が長かった。自分の本質を知り、身体と心の心地よさに 意識を向けて日々生活するようになってから、本来の自分でイキイキと過ごせていることを実感。 この経験から、現代の生活に生きるヨガとアーユルヴェーダを伝え、「本来の自分を取り戻し、心地よく過ごす」ことをテーマに2021年10月に独立。1年間で約200名にアーユルヴェーダを指導。ヨガフェスタ2021への出演や、ヨガモデルとしての実績もある。 ヨガ&アーユルヴェーダ朝活コミュニティの運営、アーユルヴェーダ講座、ライフスタイルカウンセリングの他、全国各地でリトリートイベントを企画主催。
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