きちんと寝ているのに疲れやだるさが取れない…【睡眠の質を上げる】ベッドでできる3ポーズ
睡眠時間は確保しているはずなのに「ずっと疲れているなぁ」と感じることはありませんか? 体がだるい、日中に眠くなる、集中力がない、朝起きた時に疲れている、イライラする、元気がでない……。そんな感覚に身に覚えがあったら、それは「睡眠の質」に原因があるかもしれません。
疲れが取れない原因は「睡眠の質」のせいかも
疲れの原因として、ストレスや食生活、運動不足などさまざまなことが挙げられますが、今回は私たちが1日の3分の1程度の時間を費やしている睡眠についてお話しします。
睡眠時間は確保しているのに寝付きが悪かったり、眠りが浅く途中で目覚めてしまったり、朝起きた時に疲れている、そんな感覚がある場合は、睡眠の質を見直すと良いかもしれません。
睡眠の質が悪いとどうなる?
良質な睡眠がとれないと、疲れやだるさを感じたり、集中力の低下、睡眠不足による体調不良など、1日の生産性が下がってしまいます。
良質な睡眠をとると、心身や脳の疲労回復、自律神経のバランスを整える、肥満予防、美容効果など、たくさんのメリットを得られます。
寝室の環境を整えよう
良質な睡眠をとるためには、寝室の環境を整えることが大切です。
まず寝る1時間前にはパソコンやスマートフォンなどを控えましょう。ブルーライトをカットすることで、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌を促し、体内時計が整います。寝室を暗くする、温度を快適に保つなども重要です。
3つのポーズでリラックス
心身共にリラックスするポーズを実践することで、自律神経の副交感神経を優位にし、良質な睡眠を促進することができます。3つのポーズをご紹介しますので、ぜひ寝る前にベッドの上で試してみてくださいね。ポーズを行う時は、ゆったりとした腹式呼吸で行いましょう。吸う時は、お腹を大きく膨らませ、吐く時はお腹を凹ませます。
膝倒し
① 仰向けに寝て、両腕は体に沿わせて下ろし、やや広げて体から少し離しましょう。両膝を立てて、両足を肩幅程度に開きます。
② 両足を右側に傾け、膝をゆっくり床に近づけましょう。右、左、右…と繰り返しましょう。呼吸と動きをゆっくり行うのがポイントです。
合せきのポーズ
仰向けのまま両膝を立て、足裏を合わせながら両膝を左右に開き、合せきを行いましょう。膝に違和感があれば、両足の位置をおき直したり、膝や太ももの下にタオルを敷くなどして、高さを調整してください。腰が浮かないように、背中と腰を床につけたままキープしましょう。
膝抱えのポーズ
仰向けの状態から膝を立て、両腕で両膝を抱え込みます。両膝を胸にゆっくりと近づけましょう。ゆっくりとした呼吸を繰り返しながらキープします。
AUTHOR
Remi
医療施設の顔ヨガのクラス、瞑想アプリの制作・ナレーション、企業向け講座、メディア出演など多岐に渡り活動中。 ヨガに関する資格を多数保有、丁寧なガイドとポーズ調整で、10代から90代までの幅広い世代に、心身のリフレッシュの時間と変化を届けている。 また、自身が過去に心身の不調を感じた経験から、ヨガ以外にも健康のための食事指導や睡眠改善指導、日常に取り入れられるように、生活習慣を共に見直すことを目標に活動をしている。
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