【股関節の詰まり・下半身の重だるさに】下半身が足先まで軽くなる!ヨガベルトを使った「ほぐしワザ」
日々のデスクワークや生理前、気圧の変化などで股関節のあたりに詰まりや下半身が重たく感じたりすることはないですか?そんな時は骨盤まわりの緊張をほぐし、下半身全体の血流を良くすると、すーっと滞りがなくなり足先まで軽くなります。今回は身体が硬い人でも挑戦しやすいヨガベルトを使用したストレッチを紹介します。
下半身の重だるさ!その原因は?
下半身がだるくなったり重たくなったり…なんとなく違和感を覚えるときは骨盤まわりやふくらはぎなどの筋肉が硬くなっていることが原因かもしれません。立ったまま作業をしたり座りっぱなしの姿勢が続いたり同じ姿勢でいることが多いと、血液やリンパの流れが悪くなり凝り固まってしまいます。また、運動不足や筋力低下でふくらはぎの筋肉が硬くなると、血液をポンプのように心臓に押し戻す働きも弱まり、老廃物が排出できず冷えやむくみに繋がってしまうのです。
下半身や股関節まわりの違和感を解決するには、上半身と下半身を繋ぐ「腸腰筋」が大切なポイント。腸腰筋や股関節、ふくらはぎ…すべては連動しています。上手に動かして効率的にほぐしましょう。
ヨガベルトは下半身ほぐしに欠かせないアイテム
ヨガベルトは長さを調整し、自分の身体や柔軟性に合わせてポーズの補助具として使うことができる万能アイテム。
身体に無理な負担をかけずに正しいポーズに導いたり、筋力や柔軟性がない方もヨガベルトを使うことで上手な身体の使い方を知るヒントを得られたりもします。
販売元によって、素材や長さはさまざま。バックルの形もそれぞれ違うので、実際に手に取って自分が使いやすいものを選ぶのがおすすめです。
股関節や下半身の重だるさを和らげる簡単ストレッチ
今回はヨガベルトを使って無理なく下半身の柔軟性を高めるストレッチを紹介します。
1.もも裏ストレッチ
1.ヨガベルトの端同士を繋げ、大きな輪っか状にする
2.仰向けになり、輪にしたヨガベルトをウエストと足裏に引っ掛ける(膝が曲がってもOK)
3.息を吐きながら脚を身体の方へ引き寄せる。息を吸いながら戻す。これを5回ほど繰り返す。
4.反対の脚も同様におこなう。
ポイント:もも裏の伸びを感じたいので、膝が曲がっても構いません。前ももをお腹に付けるようなイメージで行いましょう。
2.股関節ストレッチ
1.仰向けになり、輪にしたヨガベルトをウエストと足裏に引っ掛ける(膝が曲がってもOK)
2.片手でベルトを持ち、反対の手は腰のあたりに置きお尻が浮かないようにサポートする。
3.ゆったりと呼吸をしながらベルトをかけた足を外に倒す。
ポイント:このとき、足裏でベルトを力強く押しながら股関節から広げるイメージで行いましょう。
4.股関節まわり、内もも、もも裏、ふくらはぎなどの伸びを感じるところで1分間ほどキープし、反対側も同様におこなう。
今回紹介したヨガベルトを輪っか状にして使う方法は、他のポーズでも応用可能です。使い方次第で柔軟性を高めることも筋力UPも目指せるヨガベルトを上手に活用しながら、冷えやだるさに悩まされないすっきり軽い下半身を目指しましょう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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