FOOD
WHOも医学として認めた伝統の知恵:アーユルヴェーダに学ぶ「理想的な食べ方」の5W1H
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WHERE:どこで食べる?
食事を摂るときは、清潔で心地よく、静かな場所を選んで。また、テレビを観たりスマートフォンをいじったり、また、おしゃべりしながらの食事は消化の妨げになってしまう。食事中は食べることだけに意識を集中し、できるだけ心静かにいただこう。楽しいおしゃべりは、お茶の時間に取っておいて。
WHEN:いつ食べる?
お腹が鳴って空腹を実感した時がベスト。アーユルヴェーダでは、健康の要は消化にあり、未消化物は毒素になって蓄積されると考え、時間ではなく消化力に合わせて食べる。一日のメインとなる食事は、消化をつかさどるピッタが優勢な時間帯、10時~12時に摂るのが理想的。夜の食事は、就寝の3時間前までに済ませよう。
HOW:どのように食べる?
たとえサトヴィックな食事でも、お腹いっぱい食べるのではなく腹八分目を心掛けて。食後、体が重くならず体の内側からエネルギーがみなぎる感じが味わえたら、正常に消化が行われオージャスに満ちている状態といえる。胃袋の満腹感より全身で感じる満足感を重視して。そして、よく噛んで十分に味わって感謝の気持ちを意識しながら食べよう。
教えてくれたのは…村田由恵さん
約30年前からマクロビオテックを始める。中野の菜食料理店「ゴーヴィンダズ」元オーナー。最新著書は、『食べるヨガ(改訂版)今日からはじめる菜食レシピ48』(バクティヴェーダンタ出版)。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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