【かんたん薬膳】寒気のする初期の風邪におススメ!身体を温めて代謝を促す「ネギと椎茸の焼きびたし」
こんにちは。漢方スタイリストの世世漢方(yoyokampo)です。寒い日が続きますね。手足が冷える上に、家の中にこもりがちになって運動量も減っていませんか。そんな生活が続くと、どんどん身体の中に老廃物が溜まって冬太りの原因に。今日はからだを温めて、老廃物を流してくれる「ネギ」を使ったレシピをご紹介します。
「葱(ネギ)」はデトックス・寒気のする初期の風邪におススメ
冷えて老廃物をため込んでませんか?
身体が心から冷えるような寒さが続き、運動量も減り、身体に老廃物をため込んでませんか?そんな生活が続くと、冬太りや春先の花粉症の悪化にもつながります。長期間蓄積させないように、「たまったらすぐに出す!」を意識しましょう。
以下に2つ以上当てはまったら、老廃物が溜まってるかも。
・むくみやすい
・朝起きるのがだるい(身体がおもだるい)
・手足が冷える
・下半身太りが気になる
・舌に白いコケがたくさんついてる
・舌の側面に歯の痕がついてギザギザしてる
今日は、身体を温めて、老廃物を流してくれる食材をご紹介します!
「ネギ(葱)」の薬膳的効能と栄養学
●中医学におけるネギ(葱)のはたらき
- 身体を温め発汗作用があるため、寒気を伴うかぜの初期症状に有効
- 気血の巡りをよくし、栄養を巡らせ、老廃物を出す
- お腹を温めて解毒もするので、下痢にも効果的
●栄養学におけるネギ(葱)の成分
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硫化アリル
ーネギ特有の香りのもとになる辛み成分。白い部分に多く含まれ、血液をサラサラにしてくれる効果があります。その他、殺菌作用、抗酸化作用、血中コレステロール値を下げる働きもあります。また、刻んだり加熱調理をすると、ビタミンB1と協力して糖質をエネルギーに変え、疲労回復を助ける効果も期待できます。 -
ビタミンC・β-カロテン
ーともに、ネギの緑色の部分に多く含まれる成分。強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を消去して動脈硬化やがんなどの生活習慣病の予防にも効果が期待できると言われています。その他、DNAの生成に関わる葉酸も含みます。
焼いてつけるだけ!「ネギと椎茸の焼きびたし」
1)材料を切る
ネギ(1本)、水で戻したシイタケを食べやすい大きさに切る。※椎茸の戻し汁はあとで使うので捨てないで
こんがり焼き色がつくまで焼く。※フライパンにくっつかなければ油は無しでもOK
2)漬けダレを作る
フライパンに、漬けダレの材料を入れて火にかける
- シイタケの戻し汁(100cc)
- 醤油(大さじ2)
- みりん(大さじ2)
- 酒(大さじ2)
- 砂糖(小さじ1)
- だしの素(小さじ1/2)
ふつふつ煮立ってきたら完成
3)容器で漬け込む
容器に(1)で焼いたネギと椎茸を平らに並べて、(2)の漬けダレを流し込む
粗熱が取れたら、1時間以上冷蔵庫にいれる。もちろんすぐ食べられますが、冷えるときに味がしみこむので、一度冷やすと一層おいしくいただけます。
4)盛り付け時にお好みで風味付け
食べる前にごま油をちょっとかけてもいいです。今回は、オメガ3脂肪酸摂取も摂取できる「エゴマオイル」をかけてみました。
GRA&GREENさんのエゴマオイルは、純国産コールドプレス製法のエゴマ油でおススメです。
黒ごまをふってもおいしいですよ。
ネギを使ったレシピは「薬膳ネギスープ」もご紹介してます。ぜひ試してみてください。
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その他、冬太りに良い食材は以下にまとめています。
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AUTHOR
yoyokampo/世世漢方
ハードワークの会社員から、漢方スタイリストの道へ。20代後半から感じる、顔の疲れや老け、だるさなど病名のつかない ”何となく” の身体の不調改善のため、ヨガ(RYT200)や漢方・薬膳を本格的に学ぶ。日々の生活のちょっとした工夫で、ヘルシーで美しいカラダになれるヒントを発信中。また2020年、きれいな海を求めて地方移住をし、週休4日の働き方を実現したフリーのリモートワーカーでもある。
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