どうしても揚げ物が食べたい!ビールに合うへルシーおつまみ「ごぼうとクルミのから揚げ」レシピ
こんにちは。漢方スタイリストの世世漢方(yoyokampo)です。秋から冬にかけて、意外と増えるのが便秘のお悩み。食生活を気を付ければ、、野菜を食べればいいのはわかってるけど、やっぱり揚げ物をつまみにビールを飲みたい日だってありますよね。そんな時におすすめの便秘解消食材「牛蒡(ごぼう)」を使った薬膳レシピをご紹介します。
どうせおつまみを食べるならヘルシーにおいしく!「ごぼうとクルミのから揚げ」レシピ
食欲の秋で食べすぎた!「熱乾燥タイプ」便秘に要注意
たくさん食べて、飲んで、ご飯がおいしい秋。年末に向けて飲み会なども増え、ついつい脂っこいものを食べすぎてしまい、お通じが悪くなっていませんか。
以下に当てはまったら、「熱乾燥タイプ」の便秘かもしれません。
- 脂っこいものやお酒をよく飲む
- 便が硬く、便秘の期間が長い
- 口臭や体臭が気になる
- 赤いにきびが出る
この便秘タイプの方は、動物性の食べ物や脂を控えて白菜や大根などの野菜を食べるといいのです。それでも、、、どうしても揚げ物が食べたい!なんて日もありますよね?そんな時におすすめの秋食材「牛蒡(ごぼう)」を使ったおつまみレシピをご紹介します。
※記事の最後で他の便秘タイプの方へのおススメ食材もご紹介します。
牛蒡(ごぼう)の薬膳的効能と栄養学
●中医学における「牛蒡(ごぼう)」のはたらき
- 大腸の余分な熱を取り除くので、熱乾燥タイプの便秘(便が硬く、便秘の期間が長い)の方に
- 余分な熱を取り除くので、のどの炎症に
●栄養学における「牛蒡(ごぼう)」の成分
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食物繊維
ー水溶性・不溶性食物繊維がバランスよく含まれ、腸を刺激することで便通を促して「便秘の解消」に役立ちます。また、食物繊維は腸内環境を整える働きだけではなく、血糖値の急上昇を抑え、血中コレステロールを下げるなどの働きもあるといわれているため、糖尿病や動脈硬化の予防にも良いと言われています。
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カリウム・マグネシウムなどのミネラル
ー身体の水分バランスを保ってくれるカリウム。体内の余分な塩分を排出し「むくみの解消」だけではなく、血圧を保つため高血圧予防に効果が期待できます。マグネシウムは血液循環を正常に保つなどの働きをします。また、カルシウムが骨や歯にうまく行き届くように調整したりします。また、筋肉の収縮や精神状態を安定させる働きがあるなど、欠かせないミネラルの一つです。
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ビタミンC
ーコラーゲンの合成にかかわり、ストレスから体を守り免疫力を上げる働きをするビタミンです。抗酸化作用や動脈硬化の予防にも効果があります。また、美容には欠かせない皮膚のシミやしわを防ぎ、傷や炎症の治りをよくする効果も期待できます。
浸けて揚げるだけ「ごぼうとクルミのから揚げ」レシピ
1)下準備
ごぼう1本を4cmくらいに切って、それを縦に半分に。太めの場合は三等分に切る。
ごぼう:クルミ=2:1の量で用意
2)漬け込む
ジップロックにごぼうとクルミ、醤油(大さじ1)、みりんと砂糖(各大さじ1/2)を入れる。
空気を抜いて蓋をしめたら軽く揉み、15~20分漬け込む
3)揚げる
ジップロックからごぼうを取り出し片栗粉をまんべんなくつけて揚げる
4)完成!!!
味がしみてて、カラッとしてておつまみに最高です。どうせ食べるなら、ヘルシー食材のおつまみもいいですね。お酒はほどほどに。
< その他の便秘タイプの方におススメの食材をご紹介 >
●コロコロ便秘の「貧血乾燥タイプ」さんは、ほうれん草、ナッツ類、ハチミツがおすすめ
●おならが多くお腹が張る「気滞タイプ」さんは、小松菜、柑橘類、ネギやニラなどの香草がおすすめ
●お腹がキリキリと痛み下痢っぽくなる「冷停滞タイプ」さんは、ナッツ類、人参、お粥がおすすめ
便秘のまとめはこちら
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AUTHOR
yoyokampo/世世漢方
ハードワークの会社員から、漢方スタイリストの道へ。20代後半から感じる、顔の疲れや老け、だるさなど病名のつかない ”何となく” の身体の不調改善のため、ヨガ(RYT200)や漢方・薬膳を本格的に学ぶ。日々の生活のちょっとした工夫で、ヘルシーで美しいカラダになれるヒントを発信中。また2020年、きれいな海を求めて地方移住をし、週休4日の働き方を実現したフリーのリモートワーカーでもある。
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