【太ももが太いとお悩みの人必見!】ポイントは歩き方|美脚ウォーキングでパンパン前ももをほっそり
前ももが張っていて、脚が太く見えるとお悩みの人必見。意識すべきは腰から太ももに広がる「腸腰筋」。ほっそり脚やダイエット、姿勢改善にも繋がる腸腰筋を、普段の生活の中で楽して鍛えていきましょう。
前ももが張る原因は?
腸腰筋を使えていないことが原因のひとつ
腰から太ももにかけて走る「大腰筋」と骨盤から太ももにかけて走る「腸骨筋」を合わせたものを腸腰筋といいます。股関節を曲げたり骨盤を前傾する時に働く筋肉ですが、普段の生活で腸腰筋がしっかり使えていないと、前ももがパンパンに張り脚が太く見えてしまう可能性があります。
前ももの張り大腿四頭筋が過剰に使われるのが原因
腸腰筋が使えていないと、なぜ前ももがパンパンになってしまうのでしょう? このパンパンになっている前ももの筋肉は大腿四頭筋です。大腿四頭筋は主に膝を伸ばす役割がありますが、腸腰筋と同じく股関節を曲げる働きもします。普段の歩行時に腸腰筋が使えていないと代わりに大腿四頭筋がフル稼働。過剰に使われることで張ってしまうのです。
腸腰筋が使われる理想の歩き方とは
前ももの張りを減らすには、普段歩いている時に腸腰筋を正しく使うことが大事。私たちが歩く時、まず腸腰筋などの股関節の前側を伸ばすことで脚が後ろに引かれます。次に、その伸ばされた筋肉や組織が反動で戻ることで足が前に出るのです。つまり、腸腰筋を使いながら正しく歩くには、股関節の前側をきちんと伸ばすことがポイントとなります。
腸腰筋ストレッチ
座っている時間が長かったり運動不足が続いていると、腸腰筋や股関節の前側の組織が硬くなり伸びにくい状態になっている場合があります。そんな人に向けた腸腰筋ストレッチをご紹介。ウォーキングの前にこのストレッチをすると、歩くときに効率よく腸腰筋が使われるようになりますよ。
【やり方】前後に足を開き、腰を落として片膝立ちになります。手は腰にあてます。後ろの脚に体重を残したまま、上半身を前に傾けて股関節の前側を伸ばしていきます。
※ポイント:肋骨が開かないように、上半身は背筋を伸ばしキュッと引き締めたまま動かしましょう。
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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