【歩き方を変えるだけ】痩せやすい体質に!メリットだらけ「ミトコンドリアを増やす歩き方」
食べることも楽しみたい!でも痩せたい!そんなジレンマを長年抱えている方も多いと思います。通勤時間やお買い物時の歩き方をちょっと変えるだけで”痩せ体質”になる理由とその歩き方をご紹介します。
”痩せ体質”に必須なミトコンドリアって?
脂肪や糖をエネルギーに変える工場
ミトコンドリアという言葉を一度は聞いた事ある方も多いかと思います。ミトコンドリアは私たちの体内にある脂肪や糖をエネルギーに変えてくれる発電所のような場所であり、私たちの生命活動はミトコンドリアがあることで保たれているのです。カラダは30兆個とも60兆個とも言われる膨大な数の細胞からできていますが、一つの細胞内に多い場合だと約3000個ものミトコンドリアがあると言われています。しかし、残念ながら加齢と共にこの数は減少してしまうのです。加齢と共に疲れやすくなったり、太りやすくなったりするのもミトコンドリアの減少や不活発になることにより、脂肪や糖を上手くエネルギーに変換できなくなって、エネルギー不足に陥ることが大きな原因の一つです。いわゆる老化現象と言えます。カラダを構成している細胞自体の元気がなくなってしまうのです。
しかし、年齢に関係なく、姿勢がいい人、持久力がある人、痩せ体質の人などはこのミトコンドリアの数が多いのです。それは一体どういう事なのでしょう?
ミトコンドリアは年齢に関係なく増やせる!
加齢と共に減少するミトコンドリアですが、実は年齢に関係なく簡単に自分で増やす事ができるのです。
ミトコンドリアが多い人の条件とその理由について
○背筋がスッと伸びた人(または定期的に筋トレなどをしている人)
ミトコンドリアは特に背筋や太ももなどの姿勢を保つために必要な筋肉群に多く存在し、普段の生活の中で背筋を少し伸ばすように意識するだけでも細胞内のミトコンドリアが活性化するためです。
○普段の歩く速度が速い、または歩幅が大きい人
通常の歩行より少し心拍数を上げ、ちょっと辛いかな?くらいのウォーキングを1分行うだけでもミトコンドリアを増やすスイッチがONになるのです。
○腹八分目を心がけている人
カラダは摂取カロリーが少し足りないかな?と感じることで長寿遺伝子のスイッチがONになりミトコンドリアが増えることに繋がるのです。
○風邪などをあまり引かない人や回復が早いなど免疫力の高い人
免疫細胞もミトコンドリアから生産されるエネルギーで働くため、ミトコンドリアの十分な数や元気さは免疫力と深い関係があります。
ミトコンドリアを増やして痩せ体質になる歩き方
①まずは姿勢と歩き方をチェックしてみよう。(スニーカーなど足に負担のかからない靴で行って下さい。)
□目線は前へ向け、顎が上がらないように気をつけることで首や肩に余計な力が入りにくくなります。
□骨盤底から頭頂部までのラインを意識することでカラダのブレが減りスムーズな体重移動に繋がります。
□肩と骨盤をツイストするような気持ちで手足を動かすことで体幹の筋肉をしっかり使えるのでお腹周りの脂肪が燃えやすくなったり、骨盤と背骨の調整にも効果があります。
□腕をしっかり後ろへ振ることで前へ進むパワーが生まれます。
□膝などの関節に負担がかからないように、かかとから着地をし、母指球で最後は蹴り出します。
②最初に1〜2分間、姿勢を確認しながら歩いてみましょう。
③次に1分間だけ、歩く歩幅を約3〜5センチ長くして、ほんの少しだけ早め歩きます。
④次の1分間はいつも歩幅と速度で歩く。
⑤③と④を繰り返します。
慣れてきたら1分を2分に、そして更に慣れたら3分と歩き方を切り替えるタイミングを長くしてみましょう。短い時間でもミトコンドリアを増やすスイッチがオンになるので忙しい方でもスキマ時間に是非やってみて下さい。
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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