キツくないのに一回で効果が出る!長座や前屈が楽になる30秒ストレッチ
長座の姿勢や前屈が苦手な方の一番の原因はもも裏の硬さです。デスクワークなどで長時間座っている姿勢が続く方ほど、もも裏の筋肉が硬くなっていることが多いです。今回は頑張らない、無理のない姿勢でたった30秒で変わるストレッチをご紹介します。
前屈が苦手な人はハムストリングス(もも裏)が硬い
太ももの裏側には大腿二頭筋(だいたいにとうきん)・半膜様筋(はんまくようきん)・半腱様筋(はんけんようきん)という3つの筋肉があり、これらを総称してハムストリングスと呼びます。
長座の姿勢や前屈が苦手な方の多くはハムストリングスが硬い状態に、可動域が狭くなっています。
ハムストリングスが硬いことが原因となる不調
ハムストリングスが硬くなる原因としてデスクワークで長時間座っているなどが考えられますが、特に姿勢の悪い状態で座っている場合には筋肉に余計な負担や圧がかかり続け血行不良から硬さへと繋がっていきます。
もも裏の筋肉が硬くなると、前屈や長座の姿勢がしずらいだけでなく
● 体の痛みやコリが増える
● 姿勢が悪くなる
● 脚の疲れやむくみを感じやすくなる
● 脚が太くなる
など、さまざまなことに影響を与えていきます。
なんとしてもハムストリングスを柔らかくしたい!でも辛いことはしたくないという方はぜひ今回のストレッチをやってみてください。
辛くない!寝ながらできる簡単もも裏ストレッチ
今回メインでほぐしていくのはひざ裏ともも裏のハムストリングスですが、合わせてふくらはぎなど下半身全体にアプローチできるストレッチとなっています。寝ながら簡単に出来るので、身体に余計な緊張が入らずリラックスしながらできるため高いストレッチ効果が得られます。
<やり方>
1) 仰向けになり両膝を立てたら、片足を上げ両手は腿の裏側へ。手が届かない場合はフェイスタオルなどを使って引っ張るのがオススメです。
2)息を吐きながら、痛い気持ちいあたりで軽く伸ばしましょう。
3)上げている脚のかかとでお尻を叩くようにほぐします。なるべく力を入れずに、重力に力を借りてかかとをトントン落としてお尻に近いもも裏の付け根あたりをほぐし、膝裏をゆめましょう。
4)1)と2)をそれぞれ30秒ぐらいずつ合わせて1セットとして、これを2〜3回繰り返します。
毎日の積み重ねでカラダを変えることが出来ます。寝ながら簡単にできるので、お風呂上りのリラックスタイムや寝る前にもオススメ。
.今より快適で最高な自分になるために、ぜひカラダや心をほぐす時間を取り入れてみてください!
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方はこちらから ▼
AUTHOR
斉藤里奈
ヨガ講師・健康美容家 自己免疫疾患を患ったことをきっかけにヨガと合わせてマインドフルネスやアロマ、体の内側からの健康を本格的に学び健康美容家としても活動。丁寧に自分と向き合う優しいライフスタイルを提案。 2019年に起業し企業向けの健康促進やストレスケアの研修等も監修。 NHKEテレ「いないいないばあっ!」2代目お姉さんの経験も活かし子どもから大人まで幅広い年代に向けたレッスンやイベントを開催。
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