【台湾に移住してみてわかったこと】『にじいろ台湾』筆者が語る「日本人が、大切にすべきこと」とは?

 【台湾に移住してみてわかったこと】『にじいろ台湾』筆者が語る「日本人が、大切にすべきこと」とは?
photo by Maeさん
竹田歩未
竹田歩未
2023-01-15

「親日である」「親切な人が多い」というイメージが先行する台湾。台湾在住歴10年、ブログ『にじいろ台湾』の筆者であるMaeさんに、現地の方々と接してみて感じたことをシェアしていただきました。場所が変われば習慣も変わる。Maeさんの台湾生活エピソードは、日々の生活で生きづらさを抱えるわたしたちに新鮮な視点を与えてくれることでしょう。

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初の台北旅行で「ここに住みたい!」と感じたMaeさん

ーー台湾に移住した理由を教えてください。

Maeさん:実は、高校生ぐらいの頃から漠然と「海外に住んでみたい」という想いがあったんですが、初めて海外に行ったのは大学の卒業旅行。初めて目にした海外は、何もかもが慣れ親しんでいた日本と違っていて新鮮で、視野が一気に広がったような気持ちで。この時の経験から「海外に住む」ことが、具体的な目標に変わっていきました。

その後、就職してからは金銭面での自由度が上がったこともあり、実際に海外へよく出かけるようになりました。もっと自分の知らない世界に触れたかったですし、移住するための場所を探す旅でもありました。その過程で訪れた、初めての台北。街を見て回ったり人と触れ合ったりする中で「ここに住んでみたい!」と感じました。日本と似た部分がありながらも、現地ならではのユニークな文化や習慣が根づいていて、その不思議なバランスに惹かれたのかもしれません。実際に台湾に住むための準備をスタートしたのもその頃です。

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ーー人間関係について、日本に住んでいたころと比べて考え方に変化はありましたか?

Maeさん:人間関係の面でいうと、台湾では人と会話をするときに年齢や職業上の立場における差をあまり感じないというか。みんなフラットに話すので仲良くなりやすい。自分自身もプレッシャーを感じずに相手と接することができますね

みんな、言いたいことははっきり言うので(笑)そういうコミュニケーションが明快な部分も、台湾に魅力を感じた理由なのかもしれません。逆に言えば、自分の意見をちゃんと伝えないと損をしたり流されてしまったり。その点は大変な部分と言えるのかもしれません。

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竹田歩未

竹田歩未

ライター/中国語翻訳。大学在学中に場所や時間に縛られない働き方に興味を持つ。卒業後の2022年〜ライターとして活動しながら念願の台湾留学を実現。Instagram「フェムテクラブ|フェムテック・フェムケアグッズ」を運営。SNS:Ayumi Takeda @ayumin_tkd フェムテクラブ @femteclub



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