簡単・最新【正月太り対策】座り方を変えるだけ|おうちでこっそりできる下腹ぽっこり改善法
年末年始はゆっくりおいしいもを食べて過ごす人も多いのではないでしょうか。ダラダラと食べ続けるのはとても幸せな時間ではありますが、年明けに「あれ太った?」となるのだけは避けたいですよね。おうちでこっそりできる「座るだけ」下腹ぽっこり改善法をご紹介します。
【冬のおうち時間】あなたの姿勢は大丈夫?
年末年始はおうちでゆっくり、スマホを見たりゲームをしたりして過ごす人も多いかもしれません。その時の姿勢はどうなっているでしょうか。イラストのように猫背になっていませんか?
姿勢の悪さが下腹ぽっこりの原因に
お腹のお肉は脂肪だと思っている人も多いかもしれません。確かに脂肪も原因のひとつですが、姿勢が悪いと内臓の位置が下がってしまったり、お腹の圧が弱って内臓を支えきれずに周りの筋肉や脂肪が押し出されて下がってきている可能性があります。
インナーユニットを使ってペタンコお腹に
横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋の4つを合わせて「インナーユニット」といいます。このインナーユニットがきちんと働くことで、適度な腹圧を保ち内臓が正しい位置で支えられます。下腹ぽっこりを防ぐには、このインナーユニットが正しい位置で内臓を支えていることが大切です。
姿勢が悪いとインナーユニットが使えていない!?
スマホやゲームをする際姿勢が丸まっていると、背骨が丸くなり、胸が下がり、骨盤が後傾するなどの現象が起こります。(赤矢印)
その姿勢が続くとインナーマッスルが緩まってしまい、下腹ぽっこりにつながってしまうのです。
インナーユニットが使えるようになる「座り方」
インナーユニットのスイッチを起動させるコツは、椅子に座る際、上に伸びる意識(エロンゲーション)を忘れないこと。また、ずっと同じ姿勢だと腰痛や肩こり、肥満の原因になるので、少なくとも30分に一度は立ち上がることもおすすめします。
【ポイント】
・お腹が潰れないように骨盤を立てて座りましょう。
・背もたれは使ってもOKですが、お腹は潰れないようにしてください。
・目線が下に向く場合でも、お腹はピンと伸ばしましょう。
もっとインナーユニットを鍛えたい人はこちら
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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