【きつくない】長年の悩み「下っ腹のぽっこり」を撃退!下腹の脂肪を燃やす「スフィンクスエクサ」
「つきやすく、一度ついたらなかなか落ちない」。そう思っている人も多い憎き下腹部の脂肪。下腹に脂肪を溜めこまないための秘訣と、下腹脂肪の燃焼を速める簡単エクササイズをご紹介します。
下腹ぽっこりは諦めちゃダメ!
「下腹が出ているからふわっとしたトップスしか着れない」「腹筋しても全然へこまない」。そう思って下っ腹ぽっこりを諦めている人、多くないでしょうか? 諦めて放っとけばいいと思いがちですが、実は下腹部の脂肪がどんどん蓄積することで腰椎に負担がかかり、腰痛の原因になることもあります。他にも下腹部からの圧迫による尿漏れや下半身のむくみや冷えに繋がることも。日頃から少し気をつけることで予防・解消ができるので、諦める前にぜひこれからご紹介する解消法を試してみて下さい。
下腹部に脂肪がつきやすい理由
生殖機能を守るため
私たち人間は、大昔からの生き残るための機能として内臓を守るためにお腹周りに脂肪がつきやすく落ちにくいようになっています。特に女性の場合は子宮や卵巣を守るために下腹部に脂肪がつきやすいのです。
ストレス
私たちは強いストレスや慢性的ストレスにさらされると、ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」が過剰分泌し血糖値が急上昇します。それに対抗し肥満ホルモンと言われる「インシュリン」も過剰分泌し、血糖値を急降下させるのです。その過程で消費されなかった糖は脂肪細胞として蓄積されます。脂肪の蓄積を防ぐためにも、日頃からストレスを溜めないようにしたいものです。
栄養不足
私たちのカラダがストレスによる悪循環でお腹に脂肪を溜め込まないようために、必要な栄養素をきちんと摂取することも大切です。例えば、コルチゾール分泌で大量に消費されてしまうビタミンC、コルチゾール過剰分泌による副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)を防ぐためのビタミンB群、ミネラル、カルシウムを日頃からしっかり摂取できているか、見直してみることもおすすめです。副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)になってしまうと腸の活動も悪くなり、ぽっこりお腹を助長することにもなります。
・ビタミンCを多く含む食べ物:赤や黄色のピーマン、キウイフルーツ、ブロッコリー、イチゴなど。
・ビタミンB群を多く含む食べ物:豚肉、玄米、納豆、バナナなど。
・ミネラル、カルシウムを多く含む食品:海苔、海藻、魚介類、乳製品、大豆製品など
寝不足
ストレスだけでなく寝不足の場合も、私たちの体はコルチゾールが過剰分泌し、さらにそれに対抗するためインシュリンも過剰に分泌されます。血糖値を上げようとするため、甘い炭水化物などを強く欲するようになったりします。
下腹ぽっこりに効く「スフィンクスのエクササイズ」
脂肪分解のためのキーワードは「スムーズな血流維持」
どんなに頑張っても、脂肪を減らしたい部分の血流が悪い状態だと、なかなか脂肪は分解されません。下腹部の脂肪を分解するだけでなく、脂肪を寄せ付けないようにするためにも下腹部の血流をよい状態で保っておきましょう。ポイントは、エクササイズの頻度を多めにすること。おすすめは週に3日以上、回数はできれば 20回以上、さらに余裕があれば少しづつ回数を増やしていきましょう。(生理中で出血量が多い日はお休みして下さい)
①両肘が肩の真下にくるようにし、足を腰幅に開いたスフィンクスのポーズになります。
※腰に違和感がある場合は、胸の下にクッションを置いてみましょう。
②鼻から大きく息を吸い、ろうそくの火を消す時のように口をすぼめて息を吐きながら骨盤を床から 10センチ程度浮かせます。このとき、恥骨からおへそへ向かって少しきついジーンズのチャックを締めるようなイメージでお腹に緊張感を持たせて骨盤を浮かせるようにしましょう。
まずは 20回行ってみて下さい。余裕があればもう10回〜15回程度追加しましょう。
③最後は自然呼吸をしながらチャイルドポーズでクールダウンします。
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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