寒い&忙しいと太りやすいのはなぜ?【お正月太り対策】カラダの焦げ「糖化」を防ぐ食べ方

 寒い&忙しいと太りやすいのはなぜ?【お正月太り対策】カラダの焦げ「糖化」を防ぐ食べ方
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佐藤 舞
佐藤 舞
2023-01-05
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バランスよく、糖化に負けない食生活をはじめましょう

糖化対策のポイントとしては、糖質を体内に取り入れすぎないこと、糖質の急激な吸収を防ぐことなどがありますので、無理なく、バランスよく、食生活を整えていくように心がけていきましょう。

①抗糖化の“血糖コントロール”

 糖質の摂取量を適量にするところから始めましょう。特に、お菓子やジュースなどの甘いものが大好きな方、パスタなどの炭水化物メインの食事が多い方は、まずは食べすぎないように。また、単に食事量を減らすというよりは、野菜、魚、海藻類などをバランスよく食べるようにしましょう。

②血糖値を上げにくい低GI値の食品を選ぶ

GI(グリセミックインデックス)値とは、食品の血糖値の上昇スピードを数値化したものです。数値の低い低GIの食べ物ほど血糖値上昇がゆるやかということになります。GI値の高い炭水化物のなかでも、白米[73]より玄米[59]、うどん[62]より蕎麦[46]を選んだほうが血糖値が上がりにくいということです。糖質の摂取が多めという人は、GI値を意識して食材やメニューを選ぶようにしましょう。

できるだけ加工されていない生で食べられる食品を摂るようにしてみたりもいいですね。今が旬なりんごは、低GIの食べ物の食材なので、スイーツの代わりに、りんごをおやつ代わりにしてみたりするのもおすすめです。

③調理方法を工夫する

加熱した油は酸化が増え、さらに酸化物質になるため、高温の加熱した油調理をできるだけ控えて、油を使わず水を使って炒める「ウォーターソテー」の調理方法がおすすめです。

ウォーターソテーの調理方法は、とっても簡単!

フライパンに油を引いて熱する代わりに、水を入れて沸騰させて食材を入れていく蒸し煮のような方法です。途中で塩をひとつまみ入れると野菜がもっている水分や甘みをぐっと引き出してくれるので、料理が美味しくなるのも嬉しいですね。

また、油を入れたい場合は仕上げにかけて非加熱で。オリーブオイルなど、良質な油を少量使いましょう。

この時期、多忙な日々が続きますが、健やかに過ごせるように、糖化対策を意識したカラダが整う食生活を取り入れてみてくださいね。

※参考資料/『AGEためないレシピ』(タカコナカムラ・山岸昌一 共著 Pan Rolling刊)

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佐藤 舞

佐藤 舞

豊富な知識と、ローフードやヨガインストラクターの資格をもち、楽しみながら実践するオーガニック&ヨガライフを提案。毎日の暮らしの中に「Inner Peace」を大切に、心潤うライフスタイルを送る。休日の楽しみは、料理や、ファーマーズマーケットで生産者さんとの直接の交流を深める時間を過ごすこと。



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