【疲れが取れにくい人の共通点】疲れが溜まっている人は◯◯が硬い?やっておくべき簡単10秒ほぐし

 【疲れが取れにくい人の共通点】疲れが溜まっている人は◯◯が硬い?やっておくべき簡単10秒ほぐし
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磯沙緒里
磯沙緒里
2022-12-13

いつも疲れていたり、最近なんだか疲れが取れないと感じているけれど、しっかりケアする時間がないなんて方、とても多いです。忙しい時期には特に、自分のケアを後回しにしがちなのではないでしょうか?今回は、そんな方におすすめの簡単ケア方法をお伝えします。

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疲れが取れにくい人の共通点とは?

常にぐったりしていたり、疲れが溜まりやすく取れにくいと感じている方には共通点があります。それは、「がんばりすぎている」ということ。

仕事や家事、育児など、自分以外のことを優先することが多く、時には自分の限界を超えてがんばってしまう。その結果、自分自身のケアは後回しになり、疲れは溜め込んだまま。疲労と一緒にストレスも溜め込んで常にぐったりしている。こんな状態に心当たりはありませんか?

がんばりすぎている状態を続けることで、私たちの身体にはどんなことが起こるのでしょう?

・ストレスによって筋肉が凝り固まり、血流が悪くなる

・酸素の巡りが悪くなり、内臓機能が低下する

このような状態に陥ることによって、頭痛や肩こり、腰痛、月経困難症、不眠、鬱、イライラなどの様々な不調が引き起こされてしまいます。

そして、がんばりすぎてしまう人の特徴として、ちょっとくらいの不調なら我慢してがんばり続けてしまいやすいです。休むことなくがんばり続けた結果、常にストレス過多で疲労も限界まで溜め込み、様々な不調がより深刻になってしまうことも。

忙しいからこそ、自分のケアが必要なのです。

忙しい人におすすめの簡単ケア

忙しく活動し続けて疲れやストレスが溜まってしまうからこそ自分のケアが必要ですが、なかなかゆっくり自分の身体と向き合う時間が取れないのではないでしょうか?時間をかけてしっかりとケアできたら良いのですが、時間がないからと何もせず放置してしまうと確実に不調へと繋がってしまいます。忙しい時ほど、いつでもどこでもすぐにできるセルフマッサージだけは行いましょう。

がんばりすぎている人が硬くなりやすい部位とは?

今回、マッサージしたいのはみぞおちです。おへそから指4本分上あたりを触り、軽く押してみてください。押してみて硬かったり、痛かったりするようなら、がんばりすぎているサインです。

がんばっている時の特徴として、みぞおち周辺が力んで縮こまり、呼吸は浅い状態になりやすいです。その結果、みぞおちや肋骨周辺が強張り続けてしまいます。硬くなってしまったみぞおちを緩めると、腹直筋が緩み、インナーマッスルである大腰筋や横隔膜の働きを改善することができます。すると、繋がりのある筋肉も使いやすくなり、呼吸も深まりやすくなりますので、疲労改善へと繋がります。

いつでもどこでもできるみぞおちマッサージ

それでは、さっそくみぞおちを緩めるマッサージを行いましょう。いつでも気づいた時に、どこでも行うことができます。

やり方:

1. 楽な姿勢で座り(立ったままでも仰向けで寝ても大丈夫)、おへそから指4本分上のみぞおちを触ります。親指以外の4本指の指先をみぞおち周辺に当てましょう。

2. 自然な呼吸を行いながら、4本指でみぞおち周辺を軽く押します。柔らかい状態だと指の第一関節近くまで沈み込むように入っていきますが、硬い場合は指先で押しても全く入っていかず、痛いこともあります。力みがある場合は軽く背中を丸めると良いでしょう。痛みがあるようなら、押さずに指先でさするところから始めましょう。

3. 4本指で押しながら(痛い場合はさすりながら)、腹部を大きく膨らませるイメージで息を吸い、腹部を萎ませながら吐きます。5〜10呼吸行いましょう。

photo by Saori Iso
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もう少しケアしたくなったら動画と一緒に動いてみましょう

日常的には隙間時間にみぞおちマッサージを行い、少し時間ができたら動画を見ながら動いてみましょう。以下の動画は20分ほどですが、20分の時間が取れない時には全てを行わなくても大丈夫です。最初の座っている部分だけを電車の中で行ってみたり、最後の仰向け部分だけをベッドで行ってみたり、やりやすい部分だけを行ってみるのもおすすめです。ご自身の都合や気分に合わせて、まずはできる範囲だけでもお試しください。

 

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磯沙緒里

磯沙緒里

ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。



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