【肩こりの原因は脇下のコリ?】しんどい肩こりに効く2ステップ!前鋸筋ほぐし
肩がこる時に肩や首のあたりの筋肉をほぐす方は多いと思います。それでもなかなか解消しない場合は、肩こりの原因が背中の肩甲骨の動きの悪さにあるかもしれません。
肩こりの原因は脇下のコリ?
肩甲骨の動きをサポートしている筋肉の一つが脇下にある前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉です。前鋸筋は肋骨から肩甲骨の内側につく筋肉で、主に肩甲骨を前方に押し出すときに働きます。
筋肉のつき方からわかるように肩甲骨を肋骨に安定させてくれるため、この筋肉が硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり肩関節の可動域も小さくなってしまいます。すると、肩まわりの血流が悪くなり肩こりを引き起こしてしまうのです。
前鋸筋は巻き肩の原因にもなる筋肉なのでしっかりほぐしておきたいですね。今回は前鋸筋の硬さを解消するのにオススメの脇下ほぐし&ストレッチをご紹介します。
前鋸筋ほぐし
まずは、凝り固まった脇下をほぐしましょう。
1)肋骨の骨と骨の間に指を入れるイメージで脇下に手をそえて、上下左右に揺らす。
ポイントは、気持ち良いと感じる強さでほぐすこと。痛みを感じるほどの強い力で揺らさないように気をつけましょう。
前鋸筋ストレッチ
次に、ほぐした脇下を伸ばしていきます。
1)肘を曲げて壁に手をつく。肘を高く上げて息を吐きながら体重を前にかけて肩を後ろに引く。
肩より肘が下がらないようにするのがポイントです。肘を上げている側の肩甲骨が真ん中に寄る感覚があればOK!
前鋸筋は深く息を吸うときに肋骨を持ち上げる働きもするため、前鋸筋がほぐれることで呼吸も深くなりますよ。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方はこちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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