運動中にグラつくのは「体幹がないから」じゃない?よろけない体になるたった1分でOK【足指ケア】
「バランス感覚がないからヨガの立ちポーズができない」「姿勢を保ちキープする運動はよろけて上手くできない」なんて方、体幹がないことが原因だと思っている人が多いようですが、実は足元に目を向けると意外な原因が分かります!
あなたの足はグラつきやすい?セルフチェック
チェック方法
①床や椅子に座り、片膝を伸ばします。楽な姿勢でOKです。
②つま先を天井に向けるように足首を曲げます。
この時の足指の向きで、あなたの足がグラつきやすい状態かどうかが分かります。
結果
A 足裏ラインが一直線・・・とても良い状態で足首を使えています!
B 足指が反り返っている方・・・要注意です!
Bの方は、足首を使うたびに指を使ってしまい、【浮き指】状態になりやすくなっています。
無意識のうちに足首の動きを制限し、足裏の筋肉や足の甲を緊張させてしまっているのです。Bの方は立ち姿勢でも浮き指になっている可能性が高く、グラつきやすい状態と言えるでしょう。
浮き指とは?
文字通り、直立時に足指と地面の間が空いている指が浮いた状態を指します。
浮き指の方は、指が浮いている状態のため基本重心がかかとにかかります。そうなると片足立ちポーズや、足の上げ下げ動作をする際に、体が支えられずグラついてしまうのです。
何もないところでも転びやすい人も多いのでは? 今日は改善方法もお伝えしますので、不安にならないでくださいね!
浮き指を治すメリット
・グラつきにくくなる!
→安定するので、捻挫や転倒などの怪我のリスクが減っていきます。
・脚のむくみが取れやすくなる!
→足首の動きが良くなり、ふくらはぎがよく動くようになり、むくみの原因である血液やリンパの滞りが解消されていきます。
・姿勢が良くなる
→重心がかかとから足裏全体に変わるだけで、骨盤が立ちやすくなり背筋の伸びやすい姿勢が手に入ります。
浮き指を治す<足指ケア>方法
準備・・・椅子または床に座り、足指が触れる楽な姿勢をとりましょう。
摩擦が苦手な方は、オイルやクリームを使用することをオススメします。
①まず親指と人差し指を開きます。
足裏方向に指を倒しながら指同士が触れる面を<親指・人差し指>5回さすります。
②全ての指で行っていきます。
ポイントは足指を反らせないこと!!浮きやすい指を反対側に使うことによって、本来の足指の使い方を覚えさせていきます。
お風呂上がりなど血行の良い状態で行うのがオススメです。
動画で確認してみる
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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