「良い姿勢」を長時間キープするには?理学療法士が教える、初心者でもできるインナーマッスルの鍛え方

 「良い姿勢」を長時間キープするには?理学療法士が教える、初心者でもできるインナーマッスルの鍛え方
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Ayaka
Ayaka
2022-11-02

最近、気がつくと背中が丸くなってしまっている、写真に写った自分の姿勢が気になるという方も多いのではないでしょうか。そのような方は、実はインナーマッスルがうまく使えていない可能性があります。今回は長時間良い姿勢をキープできない理由と鍛えるべき筋肉、トレーニングについてお伝えします。

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長時間良い姿勢キープするには?

長時間良い姿勢をキープするには「インナーマッスル」という筋肉を鍛えると良いといわれています。「インナーマッスル」について詳しくお伝えします。

インナーマッスルとは?

インナーマッスル
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インナーマッスルとは体の奥、いわゆる深層にある筋肉群のこと。「姿勢保持筋」と呼ばれることもあり、骨や筋肉を支えて正しい姿勢を保ったり、内臓を正しい位置で安定させるなどの機能があります。インナーマッスルは股関節や肩関節などの周囲にも多く存在していますが、長時間良い姿勢を保つときに最も役立つのは体幹の筋肉です。
特に姿勢をキープするのに役立つインナーマッスルは、①腹横筋②多裂筋③横隔膜④骨盤底筋群です。この4つの筋肉は背骨を支え、お腹周りの内臓を取り囲むように位置しています。一つ一つ見ていきましょう。

①腹横筋
腹横筋とは肋骨から骨盤にかけてお腹を覆ってついている筋肉です。腹巻のようについているのが特徴です。呼吸をしたり、臓器を支えるときに役立ちます。

②多裂筋
多裂筋とは骨盤から首にかけて背骨の近くについている筋肉です。背中を後ろに反ったり、身体を横に曲げたりする筋肉で、身体を安定させるときに役立ちます。

③横隔膜
横隔膜とは肋骨の下にパラグライダーのようについている筋肉です。呼吸や臓器をささえる役割があります。

④骨盤底筋群
骨盤底筋群とは骨盤の中にある細かな筋肉の集合体です。内臓の重みを支えたり腹圧をかける役割があります。

インナーマッスルを鍛えると得られるメリット

「インナーマッスル」を鍛えると長い時間良い姿勢を保つことだけではなくその他にもたくさんのメリットがあります。

①基礎代謝が上がり太りにくい体質になる

代謝
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基礎代謝は筋肉量に比例して上がっていきます。インナーマッスルを鍛えるとアウターマッスルといわれる大きな筋肉が鍛えられ基礎代謝が上がりやすくなります。その結果太りにくい身体を作ることができます。

②ぽっこりお腹が改善できる

お腹
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インナーマッスルを鍛えると内臓が正しい位置に戻されるためぽっこりお腹を改善することができます。

③運動効率が上がる

階段
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インナーマッスルを鍛えると体幹が安定し、ベストパフォーマンスを出すことができるようになり、出来なかった筋トレができるようになったり、階段が昇りやすくなったり運動効率が上がります。
ではさっそくトレーニングをやっていきましょう。

インナーマッスルトレーニング

トレーニング①

仰向けで手のひらは身体の横で手の平を下にして置きます。
片足を股関節・膝関節90°で曲げます。

体幹トレーニング
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息を吐きながら反対足を持ち上げます。

体幹トレーニング
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足を持ち上げるタイミングで背中が浮かないように注意してください。

トレーニング②

両肘をマットにつけて、両足を床から浮かせます。膝は90°に曲げて保ちます。
この時に背骨が丸まらないように気をつけましょう。

体幹トレーニング
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上半身は動かさずに両膝を90°に保ったまま床に下ろします。
マットに足先が触れる程度まで止めます。

体幹トレーニング
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トレーニング③

四つ這いの姿勢で片足を後ろに伸ばします。
この時に腰が反りすぎないように注意しましょう。

体幹トレーニング
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息を吐きながら膝とおでこを近づけます。太ももをお腹に近づけていく意識です。

体幹トレーニング
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詳しい方法はこちらをご覧ください

 

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Ayaka

Ayaka

医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。



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