【年齢を感じさせる首のシワ】原因は姿勢!理学療法士が教える首のシワ改善・簡単広頚筋ストレッチ
昔は無かった首のシワが最近気になる…そんな方のために今回は首のシワの原因とシワを改善する簡単ストレッチをご紹介します。
首にシワができる原因
①姿勢の悪さ
猫背のような背中が丸くなった姿勢では頭が前に出やすくなります。頭が前に出た姿勢だと頭の重みを首の後ろ側の筋肉ばかりで支えることになり、反対に首の前側の筋肉はたるんでシワになってしまいます。
②加齢
加齢とともに皮膚の乾燥により肌のハリがなくなり、シワができてしまいます。顔のスキンケアはするけど首ケアまでは行き届いていないという人が多いですが、首までしっかりと保湿をすることが大切です。
③生まれつき
生まれつき首にシワができている場合もあります。遺伝性のものだと改善することが難しいことが多いです。
首のシワを改善する方法
首のシワを改善するためには姿勢を見直す必要があります。スマホやパソコンなどを長時間使用することにより、頭が前に出た姿勢が定着してしまうので、頭を後ろに引く意識を心がけることが大切です。
【心がけるポイント】
● 肩と耳が一直線になっている
● あごと鎖骨の空間が握りこぶし1個分
● スマホやパソコンはなるべく顔をまっすぐ保つことができる高めの位置に設定する
首のシワを改善する簡単ストレッチ
まずは、首のシワの原因となる、広頚筋をストレッチしましょう。広頚筋とは首の前側にある筋肉です。口角を下げて首の筋肉を緊張する働きがあります。広頚筋が衰えてしまうと首のしわやたるみにつながってしまいます。
ストレッチ①
2)あごを天井方向に引き上げながら、後ろに倒します。首の後ろ側が潰れないように首を長く保ったまま後ろに倒すように注意してください。
ストレッチ②
1)胸の前で手の平同士を重ねます。
2)あごを天井方向に引き上げながら頭を斜め後ろに倒します。鎖骨とあごを遠ざけるようなイメージで行います。
ストレッチ③
1)両手をついて骨盤をマットにおろします。
2)視線を斜め上に向けて上体を反らします。両手でマットを押しながら首を長く保ちます。
▼ 詳しい方法を動画で確認したい人はこちらをどうぞ ▼
AUTHOR
Ayaka
医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く