【若返るヘルシーおやつ】東洋医学アーユルヴェーダ的エナジーボール「オージャスボール」
誰でも簡単に作れるヘルシーおやつを作ってみたい、添加物や余分なものが入っていないヘルシーなおやつが食べたい、そんな人にオススメなのがこのオージャスボールです。東洋医学アーユルヴェーダで若返りと健康に良いとされるフルーツをふんだんに使ったレシピです。
簡単でヘルシーなおやつ、エナジーボール
エナジーバーとは、一般的には忙しい時にさっと食べれて栄養補給ができる食べ物ですが、市販のものは添加物も多く入っているし、加工過程で食べ物に流れるエネルギー=プラーナが失われているので、アーユルヴェーダの理論では理想の食べ物ではありません。そこで、今回は、アーユルヴェーダ流のエナジーボールの作り方をご紹介したいと思います。
アーユルヴェーダとは東洋医学の1つで、食事によって病気を治したり、体調を整える食養生のような考え方があります。そのアーユルヴェーダの言葉で「ラサーヤナ」という言葉があります。ラサーヤナとは若返りという意味。
ラサーヤナに良い食べ物はいくつかありますが、特によく使われるのはデーツや、イチジク、シード類です。これらの食べ物は、体の組織であるダートゥに栄養を与え、ダートゥの質を良くし、オージャスを与える、と言われています。グルテンフリー、ナッツフリー、乳製品不使用なのでそれらの食材を避けている人も食べられます。
オージャスとは?
オージャスとは、体を病気から守る力のことで、アーユルヴェーダ特有の概念です。オージャスがあると、体と心が強くなり、幸福感があり、思考がすっきり冴え渡ると言われています。
若返るヘルシーおやつ!オージャスボール
材料:
ドライいちじく 1/2カップ
デーツ 1/2カップ
ドライアプリコット 1/2カップ
ひまわりの種 1/2カップ
かぼちゃの種 1/2カップ
白ごま 小さじ1
カルダモンパウダー 1つまみ
岩塩(他の天然塩でも可) 小さじ1
ココナッツオイル1/3カップ
ココナッツシュレッド 適量(飾り付け用。無くても可)
作り方:
1、かぼちゃの種はフライパンでから炒りしておきます。ドライフルーツはひたひたになるくらいの水に15分以上浸けておきます。
2、ひまわりの種、ごま、かぼちゃの種をすり鉢などで軽くすりつぶします。
3、2にカルダモンパウダーと塩を加えて混ぜます。
4、ドライフルーツを浸していた水からあげ、そこに3とココナッツオイルを加え、フードプロセッサーなどでペーストを作ります。もし、フードプロセッサーがない場合は、包丁でドライフルーツを細かく切っても良いです。
5、油分が足りなくてくっつきにくい場合はココナッツオイルを足し、逆にゆるい場合はゴマとひまわりの種のパウダーを足して、ちょうど良い硬さの生地を作ります。
6、その生地を手で丸めて1口サイズのボールを作って、周りにココナッツシュレッドをつけて完成です。
密閉容器に入れて冷蔵庫に保存すれば2~3週間は持ちますが、できるだけ早めに食べきると良いです。
AUTHOR
アカリ・リッピ―
アーユルヴェーダ著者・セラピスト。本場スリランカでアーユルヴェーダ医師のもと修行。帰国後、1万人の体質改善コンサルをしながら講座で実践的なアーユルヴェーダを指導。著書「アーユルヴェーダが教える、せかいいち心地よいこころとからだの磨き方」 (三笠書房)5刷。都内でサロン経営。大手企業の営業マンだった時の経験を活かし、「忙しい人でも無理なくできる」現代的なアーユルヴェーダを発信。
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