【口内炎を早く治す方法】痛い、治らない原因とアーユルヴェーダ著者が教えるケア

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【口内炎を早く治す方法】痛い、治らない原因とアーユルヴェーダ著者が教えるケア

痛い・治らない口内炎。早く治す方法を知りたいですよね。口内炎の原因は、ストレスや栄養不足、疲れ、口の中を噛んでしまう物理的刺激のほか、ウイルスや病気の影響などさまざまです。この記事では、アーユルヴェーダ著者のアカリ・リッピーが日常の食生活で早く治すために気をつけることについてお伝えします。

最近、「口内炎ができた」というご相談をよく受けます。新生活が始まり、常に神経を張り詰めていて知らないうちにストレスが溜まっていたり、季節の変わり目で免疫力が低下する時期だからでしょう。

口内炎ができると、食事をするときも痛くて、一刻も早く治したいと思いますが、食生活によっては治るのを遅らせてしまったり、悪化させる食べ物があります。今回は、口内炎が早く治る、痛みが治まるアーユルヴェーダのケアをご紹介します。

口内炎は体内の熱エネルギーの悪化が原因

アーユルヴェーダでは、ドーシャという3つの生体エネルギーの理論があります。3つのドーシャはそれぞれ、ワータ・ピッタ・カパと言い、それらのバランスによって体調や、精神の状態が変わります。口内炎ができやすいのは炎のエネルギー「ピッタ」が体内で過剰に増えている人です。

炎のエネルギー、ピッタドーシャが増えると、文字通り体内で「炎症」が起こります。口内炎もその一つ。なんらかのストレスで免疫力が弱まったり、外傷や、雑菌が入り込むと、体が炎症を起こし口内炎ができます。口内炎のケアでは、この増えすぎたピッタドーシャ(火のエネルギー)を沈静することが重要です。

アーユルヴェーダ
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辛いもの、刺激的な味を控える

口内炎がすぐ治るようにするには、炎症を抑える必要があります。炎症が起こっているときに、避けたほうがいい食べ物は、熱性がある食べ物です。辛い食べ物は、刺激的で熱い性質があるので、炎症の原因となる火のエネルギーを悪化させます。火のエネルギーが悪化すると、炎症も悪化するので、口内炎が治りにくくなります。例えば、唐辛子、にんにく、玉ねぎなどの辛味のある食べ物は、熱性がある食べ物なので、体内で炎症をもっと起こして口内炎を悪化させます。

香辛料
辛味のある食べ物は避けよう/写真AC

また、他にも、発酵食品や、柑橘類のフルーツも火のエネルギー(ピッタドーシャ)を悪化させるので口内炎があるときは避けたほうがいいです。ヨーグルト、味噌、漬物、キムチ、納豆などの発酵食品は、「腸活」で積極的に食べる人も多いのですが、口内炎があるときは控えたほうが良いでしょう。オレンジ、レモンなど柑橘類のフルーツも口内炎の治りを遅くします。

血を綺麗にする苦味野菜を食べる

では、逆にどんなものを食べると良いかというと、緑の葉野菜や、刺激の少ない薄味の和食などです。アーユルヴェーダでは、苦味は炎症を抑える効果があると考えられているので、ほうれん草のおひたしや、ルッコラのサラダなど苦味野菜を使った料理は口内炎にとても良い食事です。また、揚げ物やスパイシーな味付けの料理もピッタドーシャ(火のエネルギー)を悪化させるので、食べるなら薄味の和食がオススメです。お蕎麦、お豆腐、玄米、野菜たっぷりの和え物などが良いでしょう。

ルッコラ
ルッコラなど苦みのある緑の葉野菜を食べよう/写真AC

また、栄養学的にはビタミンB2やビタミンB6が皮膚の回復を助けるのに効果的なので、上記のような献立に加え、レバーや豚肉を取り入れるとなお良いでしょう。

 

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アカリ・リッピ―

アカリ・リッピ―

アーユルヴェーダ著者・セラピスト。本場スリランカでアーユルヴェーダ医師のもと修行。帰国後、1万人の体質改善コンサルをしながら講座で実践的なアーユルヴェーダを指導。著書「アーユルヴェーダが教える、せかいいち心地よいこころとからだの磨き方」 (三笠書房)5刷。都内でサロン経営。大手企業の営業マンだった時の経験を活かし、「忙しい人でも無理なくできる」現代的なアーユルヴェーダを発信。

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