【ぽっこりお腹の原因は、もも裏?】伸びきったハムストリング(もも裏)を縮めて鍛えるエクササイズ

 【ぽっこりお腹の原因は、もも裏?】伸びきったハムストリング(もも裏)を縮めて鍛えるエクササイズ
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ぽっこりお腹でお悩みの方!その原因はハムストリングが伸びて弱くなってしまっているからかも!もも裏を鍛えてすっきりお腹を手に入れるエクササイズをご紹介します。

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ハムストリングが伸びすぎているとなぜお腹がぽっこりするの?

ハムストリングとは太ももの裏側の筋肉(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)のことを指します。膝を曲げたり、股関節を後ろに伸ばしたりするときに働く筋肉です。

ハムストリング
イラストAC

ハムストリングには、骨盤を下に引っ張って骨盤をまっすぐな位置にキープしてくれる作用があります。ハムストリングが伸びきっていると骨盤が前傾しやすくなり、体幹に力が入りにくくなって腹筋も弱くなります。

ハムストリング2
イラストAC

お腹に力の入らない状態が続くと・・・お腹がポッコリしてくるわけです。伸びきって弱くなったハムストリングがポッコリお腹を引き起こしてしまうんですね。

ハムストリングは伸ばすだけでなく、縮めて鍛えよう!

ハムストリングは、猫背や反り腰などの悪姿勢が続いたり、体重が体の前面にかかる状態、いわゆる「前重心」が続くと、前ももばかりが使われるようになり、もも裏が伸びきって弱くなってしまいます。
ハムストリングというと、柔らかくしたい!という思いからストレッチなどで伸ばすことに重点を置きがちですが、前述のとおり、体幹の安定や強化のためにも、ボディラインを保つためにも、しっかり縮めて使えることも同じくらい大切です。伸ばす、縮める、両方をバランスよく行って、弾力のあるハムストリングをつくりましょう!

ぽっこりお腹を解消するハムストリングブリッジ

ではハムストリングを縮めて鍛えるトレーニングのやり方をご紹介しましょう!
やり方
1)仰向けに寝て膝は立膝にする。両脚は閉じておく
2)膝の角度は90度よりも広めにする(広ければ広いほど裏ももに効く)
3)両手はハの字で手のひらは床に置く
4)両手、両足で床を押しながらお尻を天井にアップする

ポイント
●お尻をアップするときに、太ももの付け根を伸ばすようにする
●お尻をアップするときに、膝が開かないように閉じた状態をキープする

動画で確認してみる

脚が攣りそうな場合には、膝の角度を少し狭めてみましょう(90℃以上はキープします)。
このトレーニングでハムストリングを鍛えながら、日常生活でも、骨盤が前に倒れていないか意識し、もし倒れていたらまっすぐに立てて修正するようにしてみましょう。このトレーニングと、日々の意識と修正で、ぽっこりお腹はきっと解消しますよ!ぜひやってみてくださいね!

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AUTHOR

齋藤美紀子

齋藤美紀子

航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。



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