前屈が苦手な人はお尻が垂れている?上向き美尻につながる!もも裏を効率的に伸ばすストレッチ
年々垂れ下がってくるお尻。お尻が垂れると脚も短く見えてしまい全体的に体が沈んだ印象を与えてしまいます。そして、お尻がたるんでいる方は、もしかしたら前屈が苦手ではないでしょうか。
もも裏の筋肉が硬くなるとお尻も下向きに
前屈が苦手な方は体の背面の筋肉のどこかが硬く、特にもも裏の筋肉(ハムストリングス)が硬い可能性が高いです。ハムストリングスは骨盤の坐骨に付着していて、ここが硬いと骨盤がもも裏に引っ張られて骨盤は後ろに傾いてしまい、お尻も下向きになってしまいます。いわゆる骨盤後傾の状態です。すると、骨盤が立たずに前屈で股関節をうまく使うことが難しくなります。
また、骨盤が後傾するとお尻が垂れるだけではなく、猫背、スマホ首などの姿勢の悪さからくる様々な不調も招きかねません。
そこで、今回はハムストリングスの柔らかさを引き出すストレッチをご紹介します。無理矢理前屈をしてハムストリングスを伸ばすのではなく、まずは往復運動をして筋肉を伸び縮みさせることで柔軟性を上げて、お尻のたるみも改善していきましょう。
やり方
四つ這いの姿勢から左足を両手の間につき、右足を一歩後ろに引いてつま先を立てる。
両手を少し手前に歩かせ、背筋を伸ばしてお尻を突き出しながら真後ろに引く。
元に戻る。この動作を何度か繰り返す。
ハムストリングスが伸びてきたら、お尻を後ろに引いたまま上体を軽く前に倒す。
背中が丸まると骨盤が後傾してハムストリングスが伸びにくくなるため、背筋を伸ばして行います。お尻を後ろに引くときに左膝は曲がって大丈夫なので腰を丸めないことを優先させましょう。
床に手をつくのが難しい時は、ブロックや本などで高さを出してくださいね。
▶︎詳しいやり方を動画で見る
体を前後に動かして筋肉を伸び縮みさせることで、徐々に筋肉の動きが良くなります。ハムストリングスの付着部分である坐骨を後ろに突き出すように意識をすることで格段にストレッチの効果が上がるので試してみてください。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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