NY在住パーソナルスタイルコンサルタントAsukaに聞く!サステナブルなクローゼットの作り方

Asuka Cali

NY在住パーソナルスタイルコンサルタントAsukaに聞く!サステナブルなクローゼットの作り方

お気に入りの洋服に袖をとおすとワクワクしたり、自分らしさが表現できたり、ファッションはわたしたちの暮らしを豊かにしてくれるための最も身近な手段の一つではないでしょうか。今そんなファッションの世界も”サステナブル”へと改革されつつあります。それは作り手だけでなく、選び手であるわたしたち消費者も一致団結してこそ可能になること。そこで今回は、サステナブルファッションに精通したパーソナルスタイルコンサルタント・クローゼットスタイリストとしてニューヨークで活躍されているAsuka Caliさんに、サステナブルファッションについてお話を伺いました。

「サステナブルファッション」とは人と服の良い付き合い方

—— Asukaさんとサステナブルファッションの出会いを教えて下さい。

Asuka: 大学卒業後に幼少時代を過ごしたニューヨークに渡り、イメージコンサルティングの勉強を始めました。もともとファッションから大きな影響を受けてきたのでオシャレを通して人を幸せにしたいという思いから志した道です。

なんらかの理由で悩みを抱えていたとしても、自分の魅力を引き出してくれるような服を着ることで自分に自信を持って、毎日をもっと楽しく過ごせるような手助けができるようにと思いながら学んでいた時に、ある記事を目にしたんです。とある川の色を見ると次のトレンドカラーが分かるといった内容でした。

それを見た時に、自分が「かわいいから」「かっこいいから」と思って選んでいたファッションは、実は自分のエゴなのではないかと思ったんです。自分が楽しみたいことのために、誰かや何かが犠牲になっているのであれば、それって変わらないといけないなと意識を持つようになりました。

—— 川の色が変わるというのは、洋服の色に染まった水が工場排水として川に流れ出てしまっていたということですか?

Asuka: そうですね。染色した水がそのまま自然の川の中に流れ出ていたんです。本来であれば工場でフィルターを通して水をきれいにしてから外に出さなくてはいけないと思うんですが…その記事をわたしが読んだのは2012年。ちょうどファストファッションの勢いが増していた時期だったと思います。とにかく早くトレンドのものを大量に作らなくてはいけないという世の中だったので、環境汚染が見過ごされていたのかもしれません。

—— Asukaさんは見過ごすことができなかったんですね。

Asuka: はい。どうしてもその問題を見過ごすことができなかったです。そこからファッションの裏側にある問題について調べたり本を読んだりする中で出会ったのが、サステナブルファッションや、エシカルといった言葉です。サステナブルファッションに関連したイベントに足を運んだり、いろいろな人とお話する中で、学びを深めていきました。

最初のポイントは環境汚染でしたが、そこから人権問題などにたどり着いて…環境と人権の両方に配慮した服作りをしていくということが、わたしたちとファッションの良い付き合い方をしていくことなんじゃないかなと思ったのがサステナブルファッションの入り口です。

長く服を着るために意識した服選びをする

—— サステナブルファッションに興味のある方はたくさんいると思いますが何からはじめればいいか分からないといという方もたくさんいると思います。どんなことから始めれば良いでしょうか?

Asuka: 意識した服選びをすることは大切だと思います。意識するポイントは3つです。1つ目は、自分の心が喜ぶ服を選ぶということ。服を手に取った時、着た時にワクワクするかということを意識して選んでみて下さい。

パーソナルスタイリングをしていて、日本のクライアントさんによく言われるのが「この色やデザインの服は日本では浮いてしまうから着れない」ということです。自分の作った見えないルールに縛られている方はすごく多いように感じます。人からどう見られるかではなくて、自分がどう感じるかを大切にしてほしいですね。

—— 確かに「どう見られているか」を気にする人は多いかもしれません。

Asuka: 例えば20年ほど前の話になりますが私がまだ小さかった頃、日本でシルバー世代のファッションといえば、ベージュやグレーがかった紫などくすんだ色が主流でした。一方、同じ時期にニューヨークでシルバー世代の方が黒のドット柄の真っ赤なジャケットにミニスカートを着ていた女性を見かけたことがあって…。やっぱりオシャレって、いくつになっても楽しめるものなんですよね。

その方と出会ったことで、人生もオシャレも自分次第でいくつになっても楽しめるものなのだと気づかされました。

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桑子麻衣子

桑子麻衣子

シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインスタクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステイナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。

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