思い込みが汚部屋を作る!?整理収納アドバイザーが捨てても困らなかった4つのモノ
いつかは捨てなくちゃ、手放さなくちゃと思っているけど、「まだ使えるし」「思い出を捨てるのは心が痛む…」と、なかなか手放すことに踏ん切りがつけられないモノ。けれどそれらのモノ、「捨ててはいけない」と思い込んでいるだけかも。捨てるのには躊躇するけど、実際に捨てても実際にはさほど困らなかったモノについて。
1)キッチンマット
水汚れ、油汚れなど、さまざまな汚れがつきやすいキッチンの床。家を新築して、綺麗な床が汚れるのが嫌でずっとキッチンマットを敷いていました。しかし、掃除機をかけるたびにめくったり、めくった裏側がものすごく汚かったりで気になっていました。ですが、マットを敷かずにしばらく過ごしてみると掃除がとても楽になり、結果として綺麗な床を保てています。そんな我が家は、玄関、トイレなど、「マットを敷いて当たり前」のような場所にはマットはありません。汚れが「見える化」されて、結果的に綺麗を保つことができます。
2)着ていない服
クローゼットにかかってるけど、気づけばしばらく袖を通していない…そんな服を手放したら、その後「やっぱり着たかったな」と思うことはありませんでした。
着ない服というのは、それなりに理由があるから着なくなるのです。着心地が悪い、着脱がしづらい、サイズ感が合わない、着てみたらデザインがイマイチだった…
そんなふうに感じる服があったら、思い切って手放してはみては。それによって困る事はほぼないはずです。
3)卒業アルバム
これは大半の方は捨て候補には入らない物だと思います。もちろん昔の思い出として、時々見返して懐かしい気持ちになったりするのなら、捨てるべきものではないと思います。あくまで私の場合ですが、大人になってから見たいなと思うことは全くと言っていいほどありませんでした。尚且つそこそこ大きさもあって重さもある。
手放してみたら何も困っておらず、卒業アルバムのことを思い出すことはまずありません。
4)貰い物のタオル
頂き物のフェイスタオルやバスタオル、中には未開封のまま箱に入ったままなんてことも。「せっかく頂いたから」「いつか使えるかも」「いつか掃除の時に使おう」など、頂いてから一度も手に取らずに、押し入れの奥に眠っていたタオル。家族構成にもよりますが、実際のところタオルは大量にあってもあまり出番がないモノだと個人的には思っています。我が家にはまだ小さい子供がおりますが、頂いておけば子供に使えるかもと思い、しばらく押入れに入れてありましたが、そこまで子供のためにタオルを使うことはありませんでした。思い切って手放しても、何も困っていません。
大抵のモノは「なくても生きていける」
捨てようか迷っているモノ、いつかは捨てたいと思っているモノは、実際に手元からなくなったところで、何も困ることはない場合がほとんどです。ですが、「マットは敷いて当たり前」「この服高かったから捨てるのはあり得ない」「思い出を捨てるなんて」などといった「思い込み」こそがモノが減らない原因かもしれません。
普段から目につかないところに置いてあるモノ(災害用品や防災用品などは別ですが)、それらは本当に捨てたら困るモノですか?
それがなくなった生活を想像してみると、案外何も困らないかもしれません。
AUTHOR
miyaco
HSP系整理収納アドバイザー(整理収納アドバイザー1級保有)。片付けと出会ったことで、数年に及ぶ"汚部屋"生活から卒業。「部屋と向き合うことは自分と向き合うこと」ということに気づき、整理収納アドバイザーに。自身がHSP気質であることから、HSP向けの整理収納アドバイスを行うほか、SNSでも発信。
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