【夏バテ予防のカギは”背骨”にある！？】心地よい香りに包まれて効果倍増「背骨を整えるアロマヨガ」

夏バテの主な症状とは？

✔︎体がだるい・疲れやすい
✔︎無気力
✔︎食欲不振
✔︎便秘・下痢
✔︎イライラしやすい
✔︎睡眠不足
✔︎立ちくらみ・貧血
✔︎冷え・むくみ
✔︎頭痛

このような症状を感じている人は、夏バテ気味かもしれません。

夏バテが起こる原因

夏バテの主な原因の一つに、激しい寒暖差があります。夏は外に出ると日差しが強く高温多湿状態、一方で室内や電車などは冷房でキンキンに冷えています。この夏特有の寒暖差により、自律神経が乱れてしまうのです。自律神経が正常に働いていると、暑い時には汗をかいたり血管を拡張させるなどして体温調整を行っていますが、急激な温度差があると自律神経の調整機能が追いつかなくなり、バランスが乱れてしまうのです。

また、自律神経は体温を調整する機能のほか、血液循環や胃腸、睡眠やホルモンバランスとも深く関わっているため、自律神経の働きが低下すると、疲れや無気力、イライラ、食欲不振、睡眠障害なども起こりやすくなるのです。

自律神経を整えるには「背骨」が鍵

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経系からなります。交感神経は、緊張状態やストレス時に働く神経で活動時に機能します。副交感神経は、心身を休め回復させる、体のメンテナンスを担う神経で、リラックス時や就寝タイムに働きます。

夏の環境では交感神経が優位に働きやすく、リラックス時や就寝時にも副交感神経にうまく切り替わらないことがあります。そうなると、先ほど挙げたような症状を引き起こしてしまうので、副交感神経を優位させることを心がけることが大切です。

また、自律神経は背骨の周りに通っているので、背中の筋肉が固まっていたり、背骨を柔軟に動かせなかったりすると、自律神経もうまく機能できません。背骨やその周りの筋肉を緩めることで自律神経の働きが活発になり、心身の健康へと繋がるのです。

自律神経を整える「アロマ」の効能

アロマの香りには、呼吸を深めて自律神経の働きを整える働きがあります。ヨガとアロマの相乗効果で自律神経のバランスを整えて、イライラや無気力などの夏バテの症状をやわらげましょう。仕事の合間などに心地よいアロマの香りを嗅ぐだけでも、気持ちが落ち着きますので、ぜひ取り入れてみてください。

〈オススメの香り〉

●ラベンダー

自律神経のバランスを整え心に癒しを与えてくれる香り。心を穏やかに導きます。

●スィートオレンジ

自律神経を整え、リラックス効果のある香り。イライラや不安をスッキリさせて明るい気持ちに導きます。

背骨を動かす「自律神経を整えるアロマヨガ」

①あぐらで座ります。

②息を吐きながら腰を丸め、吸いながら胸を前に押し出しながら、円を描くように上半身をぐるっと回します。反対回しも同様に行います。

③両手を胸の前で組みます。

④息を吐きながら背骨を丸め、吸いながら背骨をしならせます。何度か繰り返します。

⑤息を吐きながら元の姿勢に戻り、解放します。