【座り仕事の人はスネが固くなる?】運動好きにもオススメ!脚が軽くなる簡単筋膜はがし
歩いていて足が重く感じたり、歩く速度がいつもより遅く感じる方は、もしかするとスネが固くなり張っているかもしれません。座り仕事が多くスネの筋肉を使う機会が少ない人はもちろん、運動後のケアにも気持ちいい、自分の脚を使った簡単筋膜はがしのご紹介です。
スネの外側が張ってるサインとは?
✔️何もないところでつまずきやすい
✔️階段を踏み外しやすい
✔️階段で足が上がりにくい
✔️足首が回しにくい
✔️あぐらの時にスネが突っ張る感じがする
✔️座っている時間が長い
✔️歩く速度が遅くなった
✔️重心が取りにくくなった
これらの症状は、膝下から足首にかけてスネの外側を走っている、「前脛骨筋」という筋肉が張っていることから起こりやすくなるものです。特にデスクワークが多い人や、座っている時間が長いと、この筋肉を動かす機会が少ないため、張りやすくなります。またこの前脛骨筋は、歩く時や足首や足の指の動きにより使われる筋肉。たくさん歩いたり、運動で足を多く使った後にスネの横が痛くなった経験がある人も多いと思いますが、太ももの筋肉と同様に前傾骨筋も体重を支えるのに必要不可欠な筋肉なんです。そんな前脛骨筋は、運動しすぎて疲労が溜まることでも張りやすくなってしまいます。
スネが固いと足が太く見える
前脛骨筋を使うことが少ないと筋肉のバネが弱くなるため、前脛骨筋は固くなってしまいます。その結果、足首がスムーズに回せなくなったり、足首の屈曲につながったり、伸展のコントロールが弱くなることから足に必要以上に負担がかかりつまずきやすくなります。また、スネの外側の筋肉が張ることで、膝下が外側に膨らみ足も太く見えてしまいます。
運動している人もやった方がいい「スネの筋膜はがし」
筋膜はがしは、固まりや張りを取り、筋肉そのものの動きをよくする効果があります。今回のエクササイズは、運動不足の方や座っている時間が長い人はもちろん、よく足を使って動いている方にもおすすめ。運動後、スネが筋肉痛になったりパンパンになりやすい人は、ぜひトライしてみてください。また、道具は使わず、自分の足のみで簡単に行えるのもメリット。スッキリ感を味わえるのでぜひ毎日行ってみてください。
Step1
ヨガマット、または床に両膝を伸ばして座ります。姿勢はリラックスして行いましょう。右膝を曲げて、右足の外くるぶしを左足の膝下のスネの外側にあてます。
Step2
左の足首を内側、外側と傾け、これを3回セットで行います。内側に向ける際に力をかけ、外側に戻す際は反動程度でOK。※体が柔らかい人は股関節から左足が動きやすいので、股関節は動かさず、足首だけを動かすようにしましょう。
Step3
右のくるぶしの位置を足首の方へ少し下げて同じようにします。さらにもう少し足首の方向に移動して、同様に。このように、くるぶしをあてるポイントを少しずつずらし繰り返します。左の足首の少し上までくれば終了です。同様に反対の足も行いましょう。※足首の凹みにくるぶしが入り込むと痛みを感じる場合もあるので、控えましょう。
POINT
スネの外側がとても固い場合は、くるぶしを当てると痛い場合があります。その時はかかとを使って行ってみてください。かかとの方がくるぶしよりは丸みがあるので、痛みは出にくいです。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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