ポイントを押さえて効率的に改善!ストレートネックを改善のためにほぐすべき2つの部位とは
![ポイントを押さえて効率的に改善!ストレートネックを改善のためにほぐすべき2つの部位とは]( https://images.yogajournal.jp/article/118568/GX3zZpHAjVqXDRm4LY45we738edHUF3zwghjIZFA.jpeg )
![磯沙緒里](https://images.yogajournal.jp/writer/b00Ake8Lq3GWQclWbDOl1U2oxuA6DBLA4V9m8KXH.jpeg)
スマホやPCを見る時間がどうしても長くなりがちな現代人に多いお悩みとして「ストレートネック」があります。ストレートネックと自覚していなくても首こりがつらい、痛みもあるという方が増えています。改善するのは難しそうなイメージも持たれやすいですが、今回は気軽にできる改善方法をご紹介します。
ストレートネック・首こりケアをするならほぐすべき部位とは?
ストレートネック、首こりを改善しようと、首をまわしたりストレッチしているけれど改善しにくいという方はとても多いです。その場合、首の筋肉だけが固まっているだけでなく、関連部位も固まっている可能性が高いです。 首だけでなく関連する部位の状態が悪ければ、いくら首の筋肉をストレッチしてもすぐに戻ってしまうのです。
ストレートネックになってしまう原因として、首のインナーマッスルである頸長筋が使えていないことがあります。頸長筋には、首の骨を動かす役割があります。頸長筋の働きによって首の自然なカーブが形成されているのです。頸長筋を働かせるためには首や肩周辺のアウターマッスルをほぐす必要があります。
特にほぐしたいのは2つの筋肉
特に注視すべきは、胸鎖乳突筋です。
![胸鎖乳突筋](https://images.yogajournal.jp/article/117607/AwGb80obCYrh2eS1v9W11wElPGtoPuHu9wqM7fKl.jpeg)
胸鎖乳突筋は頭や首を動かす働きがあり、首の動きに直結しているためです。この筋肉を緩めるためには、繋がりのある僧帽筋も緩めると良いでしょう。ちなみに、僧帽筋は首を後に反らせる時に働きます。この2つの筋肉が固まり働きが悪くなると、頸長筋もうまく働かず、首が凝りやすくなります。
![僧帽筋](https://images.yogajournal.jp/article/117608/CgnhFGRkfwBB18Si6kHXzMjF2ZEl5qWs26tuBZX2.jpeg)
今すぐできる簡単なほぐし方とは?
ほぐすべき部位がわかったところで、さっそくほぐしていきましょう!今回はいつでもどなたでも行いやすい方法をご紹介します。
脇を掴みながら腕まわし
1)右手の親指を左の鎖骨周辺に当て、脇の窪み部分に残りの4本指を当て、痛くない程度に押してマッサージします。
2)手はそのまま鎖骨周辺と脇を押さえたまま、腕をまわしましょう。
3)反対側も同様に行います。
胸鎖乳突筋をストレッチ
1)顎を上げて右上を向き、左肩は下げ、5〜10呼吸ほどキープします。
2)耳の後の出っ張り部分から鎖骨にかけて繋がる胸鎖乳突筋を摘んでほぐします。固まっていて摘むのが難しければ、押さえてから揺らすようにしてほぐしましょう。
3)反対側も同様に行います。
動画を見ながらほぐしてみましょう
時間が取れる時には以下の動画を見ながらほぐしてみましょう。どなたでも行いやすいものばかりですので、気軽に行ってみてください。
AUTHOR
![磯沙緒里](https://images.yogajournal.jp/writer/b00Ake8Lq3GWQclWbDOl1U2oxuA6DBLA4V9m8KXH.jpeg)
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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