【理学療法士が厳選】ホントに効く!長年悩んだ辛い肩こりを軽減するヨガポーズ4選
日本人の多くの方が悩んでいる肩こり。マッサージをしたけど治らずに長年悩まされているという方多いですよね。本日はそんな方に肩こりの原因とそれを解決するとっておきのヨガポーズを4つ厳選してご紹介します。
日本は肩こり大国!?
日本人は肩こりに悩む人がとても多いことをご存知ですか? その中でも特に女性は肩こりに悩む方が多いと言われています。(平成22年厚生労働省 日本生活基礎調査)
肩こりの原因
肩こりにはいくつかのタイプがありますが、一番多い基礎疾患のない場合の原因を見ていきます。
肩こりの原因として考えられるものには、
①交感神経が興奮
②酸欠状態
③筋肉の圧が上がる
④筋肉の虚血状態
⑤筋肉(僧帽筋など肩甲骨周りの筋肉)の弱化 など
そう考えると、同じ姿勢が長時間続き、仕事に集中していてストレスを感じていれば肩こりになる人が増えるのも簡単に理解できますよね。
肩こりを解決するには?
①しっかり呼吸をして横隔膜を動かす→低酸素を改善、副交感神経を活性化
②背骨を動かす→滞りやすい血液を循環させる
③肩甲骨の位置を整える→硬くなりやすい僧帽筋上部線維の負担を減らす
この3つを意識することがポイントです!
肩こりを軽減するにはヨガで体を動かすことはぴったりですね!
肩こりにはストレスが原因となっている場合もあるので、ヨガをしてリフレッシュすることで、ストレス発散→肩こり軽減にも繋がる可能性大です!
肩こり軽減アーサナ
今回は背骨の動きに注目した肩こり軽減アーサナを4つご紹介です。全方向に背骨の動きが出やすいものを厳選しています! ぜひしっかり呼吸をしながらリラックスできる環境で行ってみてください。
鋤のポーズ(ハラーサナ)
硬くなりやすい胸の背骨(胸椎)を動かすために、足は下まで下げずにアレンジしています。顎を引かないポジションでとめることがポイントです!
①仰向けで足を持ち上げる
②背骨一つずつ引き離すように
③肩甲骨のラインまで離して呼吸
猫の伸びのポーズ(ウッターナシショーサナ)
①四つ這いの姿勢に
②手を前にスライド
③胸を床に下ろします
捻った安楽座のポーズ(パリブリッタスカーサナ)
①あぐらの姿勢で座り、肘を肩の高さへ
②右肘を前、左肘を後ろへ
③手を下ろして胸からツイスト
体側を伸ばす安楽座のポーズ(パールシュヴァスカーサナ)
①右手はマット、左手を上げる
②左手を右の壁に向かって伸ばす
実際に、私のお客様でもこれらの動きや、ピラティスで背骨を動かすことによって肩こりが改善した方はたくさんいらっしゃいます。長年のお悩みを解決して、快適に毎日過ごしましょう!
さらに動画で確認したい方はこちら
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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