【足裏をほぐすだけ】前屈ができるようになる?誰でも簡単テニスボールほぐし
サロンや整体でもよく行われる足裏ほぐし。足裏には、実は全身のあらゆる部位をケアする効果があります。前屈ができない、体が硬くて思うように動かせられないと悩んでいる人にこそ行ってもらいたい、とても簡単で負担も少ないテニスボールほぐしについて紹介します。
まずは足裏を整えよう!
足は心臓からの血液を流すポンプのような役割を担っています。なかでも足裏は心臓から一番遠くにあるため、疲労や運動不足などで血液の流れが停滞しがちです。足先の冷えやむくみを引き起こしたり、筋肉が硬くなって動かしにくくなったりといった症状が現れます。さらに足裏はスーパーフィシャルバックラインといって、ふくらはぎやももの裏側、お尻、腰、背中、首、おでこにいたるまで筋膜がつながっているため、足裏の筋膜が硬くなると体の背面の筋肉にも緊張が伝わってしまい、姿勢の悪化や腰痛などの症状、前屈がしにくいといった柔軟性の低下も現れるのです。
足裏ほぐしで得られる効果は?
・体の背面の筋肉が柔らかくなる(前屈がしやすくなる)
・冷えやむくみがとれる
・疲れやだるさがとれる
・腰痛が緩和する
・つまづいたり、転倒するリスクを下げる
・姿勢が良くなる
・内臓が活性化する
足裏ほぐしは、誰もが感じる体の悩みの多くにアプローチできます。足裏には内臓のさまざまな臓器につながる「反射区」というものがあり、この反射区を押すことによって内臓を活性化させることができます。筋肉を緩めるだけでなく、内臓の不調に至るまで、体のトータルケアには足裏のほぐしは欠かせませんね。
テニスボールで簡単!足裏ほぐし
自分の手指を使って足裏を指圧するのはなかなか労力が必要ですが、テニスボールが1つあれば足裏を簡単にほぐすことができます。
足裏にテニスボールで圧をかける
①テニスボールを土踏まずで踏み、ゆっくりと体重を乗せ圧をかけていく。
②一度緩めてから、またもう一度体重を乗せる。これを10〜15回繰り返す。
(反対足も同様に行う)
テニスボールを踏んだまま足を前後に動かす
① テニスボールを土踏まずで踏み、体重を乗せたまま足を前後に動かす。
② ゆっくりと丁寧に、指の付け根からかかとまでまんべんなくボールを転がす。これを10〜15往復行う。
(反対足も同様に行う)
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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