【超初心者向け】股関節が動かない?ガチガチに硬くなった股関節に隙間を作るエクササイズ
「股関節を動かすと脚のむくみが解消する」「股関節を動かすとつけ根の詰まりが取れる」「股関節を動かしてO脚改善」「股関節を動かして骨盤を立てる」など体の不調とボディメイクに欠かすことができないのが股関節です。しかし、動かしていない股関節をいきなりハードに動かすとかえって痛みが出たり、エクササイズ自体が正しくできない可能性があります。そこで、ガチガチに硬くなった股関節に隙間を作るエクササイズを今日はご紹介します。超初心者さんに向けた、とても優しい内容です。
股関節が硬くなっている?チェックしてみよう
・つけ根に何か挟まったような、詰まったような感覚がある
・気がつくと前屈みの姿勢になっている
・立ったり座ったりする度につけ根や腰が痛い
・階段を登る時に脚が上がらない
・自分の足につまずきそうになる
上に挙げた項目の中で、あなたに当てはまるものはありますか?当てはまる方は、股関節が硬くなっている可能性があります。
このような状態で脚を大きく動かして可動域を広げる開脚のような動きを行うと、かえって股関節に負担がかかり、痛めてしまうので注意してください。
股関節は小さな動きから徐々に行っていくことで、負担なく可動域が広がります。今日紹介するエクササイズはとても地味ですが、ガチガチの股関節を緩めるにはもってこいの内容です。このエクササイズに慣れてから、股関節を大きく動かすエクササイズにトライすることをおすすめします。
もも裏・腰・お尻を伸ばすと股関節に「隙間」ができる!
股関節がガチガチに硬くなっている、そんな時は決まって、もも裏・腰・お尻などの背面の筋肉が縮んでいます。脚や腰、お腹など股関節を動かすための筋肉は多く存在します。その中でも「もも裏・腰・お尻」の3つの筋肉は、座りっぱなし・立ちっぱなしのような、一つの姿勢が長く続くことで負担がかかります。
毎日疲れが溜まり縮んでいく筋肉だからこそ、1日の終わりに縮んだこの3つの筋肉をゆるめていきましょう。確実に股関節の可動域を広げ、股関節周りのトラブルも回避することができます。股関節が動かない!?ガチガチに硬くなった股関節に隙間を作るエクササイズ
1)肩幅に脚を開いて長座します
マットの上で行う場合は、マットの幅に脚を開いてください。
2)足首またはすねを掴みます
体が硬くて足首やすねに触れない場合は膝の上に手を置いてください。
3)長座の状態で左右に揺れる&前後に股関節で歩く
長座の状態で左右に揺れてください。また後ろや前へ3〜4往復歩きましょう。
腰・お尻・もも裏が伸びることで股関節に隙間ができます。
▼動画で見る▼
毎日疲れが溜まり縮んでいく筋肉だからこそ、1日の終わりにベッドの上でエクササイズしましょう。ガチガチに硬くなった股関節に隙間ができ、そこから着実に股関節の可動域を広げることで、股関節周りのトラブルの回避を期待できます。
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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