「ふくらはぎが大きい」「O脚が気になる」全ては無駄な力みのせい?美脚を作る割りばしワーク

「ふくらはぎが大きい」「O脚が気になる」全ては無駄な力みのせい?美脚を作る割りばしワーク

仁平美香
仁平美香
2022-05-31

毎日休みなく身体に常にかかっている力といえば、重力。重力は地球の中心に向かってひっぱる力で、この重力があるので身体が浮かばずに生活できているわけです。この重力がかかっている箇所(重力線)に沿って形成される体の軸が身体のどこに通っているかによって、身体だけでなく心にも影響がありますが、身体でいうと脚のラインへの影響が大きいです。日常生活の中で外側が力む箇所に力がかかる立ち方をしていると、歩くときにも力みが生まれて脚が太くなったり、形が悪くなったりしてしまうことも。今日は脚の力みを抜き、脚を美しくするためのヒントを、割りばしを使ったワークとともにお伝えしていきます。

脚を美しくするためには「余分な力みを抜くこと」がカギ

脚に余分な力が常に入っていると、前ももやももの外側が大きくなったり、ふくらはぎが必要以上に大きくなったり、脚のラインがO脚やX脚などになることも。背骨や骨盤、脛の骨など骨格が身体をしっかり支え、姿勢を保持してくれる内側の筋肉がきちんと働くようにしていくためにも、脚の余分な力みを抜いていくことから始めたいものです。無駄な力みを抜き、必要な部分が働くことでレッグラインが美しくなっていきます。

また、力まずに立つためには、身体の外側の筋肉が必要以上に働きすぎないようにすること。更に、外側の筋膜や皮膚などをゆるめていく必要がある場合も。同じ姿勢でのデスクワークや運動不足などが続くと、身体の外側を覆っている部分が"よくない姿勢"のまま形状記憶された全身タイツのようになり、それをゆるめないと、例えば猫背型の全身タイツの形に姿勢が引き戻されてしまうためです。

身体をさまざまな方向へ動かし、身体の内側も外側も固まった箇所をゆるめていくポーズやセルフケアを行うとともに、身体の軸に意識を向けることで、姿勢を保持するときに優位に働いてほしい内側の筋肉や骨格が働きやすくなり、脚の力みが抜けやすくなります。

膝や前ももに余分な力をいれないこと。これが、美しい脚をつくる上で大切です。今日は割りばしを使って足裏の感覚器を刺激しながら、身体の軸を意識して、膝や前ももを力ませない練習をしてみましょう。

割りばしを使って実践!脚の余分な力みを抜くためのワーク

①まず足裏を両手でつかみ、足でグーパーをして足裏をゆるめます。割った割りばしを横にまっすぐ一列に並べます。両足のくるぶし下のラインに割りばしが来るように、割りばしの上に足をそろえて立ちます。(足をそろえると脚が力む場合は腰幅でもOK )

②膝の力を抜き(伸ばしきってもいないし、能動的に曲げてもいない状態)を作ります。※膝に力が入っているのかわからない人は、一度ピンっと膝を伸ばしてから力を抜いてみましょう。

③へそから指3本上あたり(みぞおち)を前後に小さくゆらしながら、※割りばしがあたっている位置(くるぶしの下)が中心となるように立ちます。母指球や足指が中心となっていたり、かかとが中心となっていて足指や足の甲の骨が浮き上がっている状態になっていないか確認してみましょう。

その際、猫背気味の方はみぞおちあたりがつぶれて丸くなっているので、おなかを上にひきあげるように意識し、逆にみぞおちあたりを前に突き出しすぎて重心が前に行き過ぎて膝上あたりなどに力が入っている方は、みぞおちあたりをほんの1~2ミリ後ろに引くようにに意識してみたりしながら、重力がかかっているラインが前すぎたり後ろすぎたりしていないか確認していきます。

会陰(肛門の5㎜ほど前)を百会(耳と鼻の中心を頭頂方向に上がって交わったところ)方向に持ち上げ、会陰から身体の中を通って百会まで1本のラインが通っているのをイメージし、百会が更に天井から吊られているようにイメージします。

⑤割りばしから降りて、もう一度同じように立つ練習をしてみましょう。

練習していくと、普段立った時に股関節に乗りやすくなり、背骨(頸椎から仙骨まで)が自然なS字を描いている状態で脚に余分な力が入りにくい姿勢作りをしていけます。

今回紹介した立ち方で背骨、仙骨が自然にやさしいS字におさまるところを「仙骨を立てる」とすると、ヨガのポーズによっては同じように意識するものもありますが、仙骨をその状態よりも「反らせる(前に倒れるように意識する)」ポーズや、逆に仙骨の先の「尾骨を前にたくしこむ」ような意識を持つようなポーズもたくさんあり、今回紹介した足をそろえて立った時とすべて同じ向きや意識の向け方ではなくそれぞれ体の軸の位置も変わってきます。また何か別のポーズでみぞおちや仙骨の意識の向け方などもお伝えしていこうと思います。

レッスンでは身体の内側の使い方、外側の緩め方の他、後ろももが弱くなっている方や前ももをついつい使いすぎてしまう方にはヨガポーズを少しアレンジして脚の力みの抜き方、使い方をお伝えしています。よければぜひレッスンでもお待ちしています。割りばし持参も歓迎です。

AUTHOR

仁平美香

仁平美香

WAY-TOKYOヨガ&ボディケアサロン主宰 パーソナルヨガおよびグループレッスンの他、オイルマッサージ、指圧整体等を様々な年代のクライアントに提供。ヨガ講師(WomensAwarenessYoga、月経血コントロールヨガ、産後、マタニティヨガ等、講師養成スクールにて講師育成を行うほか、イベントやレギュラークラスで指導中)、栄養士。女性のためのヨガ協会代表。「カラダをゆるめてこころを整えるはじめての月経血コントロールヨガ」「医師もすすめる血管美人ヨガ」等8冊の著書がある。雑誌・WEB等コラム連載&監修多数。

RELATED関連記事

facebook

Yoga Journal Onlineをフォロー

Facebookページでいいね!する