【前屈で床に手が付く】もも裏＆ふくらはぎがみるみる柔らかくなる！「ふみふみストレッチ」
立った状態から床に手をつく立位の前屈。ヨガの中にもよく出てくる動きです。この前屈に苦手意識を持っていませんか？前屈が苦手な人は決まって、もも裏とふくらはぎが硬くなっています。そこで今日はもも裏とふくらはぎを気持ち良く伸ばして、前屈がみるみるうちに変わるストレッチをご紹介します。
前屈が硬い人のストレッチのポイント
前屈に苦手意識がある人が最初に伸ばしたいのが「もも裏」と「ふくらはぎ」の2つの部位です。前屈ができない人はこの2つの部位が硬く縮んでいます。脚の背面全体をストレッチすることで、床に手が近づきやすくなります。
この2つの部位をストレッチをする時に注意したいのはじっと静止しないことです。
ストレッチというと、じっと静止するイメージがありますよね。もちろんそのストレッチ方法は間違いではありません。ただ、体の中で硬い部位を伸ばす時に静止するとかえって筋肉に力が入り、筋肉を縮ませようとする力が働いてしまいます。（これを反射と言います）
ストレッチをせっかくしているのに気持ち良くない、突っ張っているような感覚で筋肉が痛いと感じる方も多くいます。
そこで体が硬い人ほどやっていただきたいのが「動かしながらのストレッチ」です。じっと静止するのではなく、動き続けることで筋肉を伸ばすやり方です。
今回はこの動きながらのストレッチで、もも裏とふくらはぎを気持ち良くストレッチします。
【前屈がみるみる柔らかくなる】もも裏＆ふくらはぎのふみふみストレッチ
１）握り拳1個分空けて立ちます
床に手を近づけて前屈します。前屈が苦手な方は足幅を骨盤幅までひろげてください。床に手がついたら、手で歩いて前に進みます。もも裏・ふくらはぎが痛気持ち良いところで止まります。
２）足踏みして動きながらストレッチしよう
その場で足踏みをし、もも裏・ふくらはぎを伸ばします。20〜30回足踏みをしてください。
３）さらに伸ばしたいなら前後に歩きましょう
さらに伸ばしたい場合は、足踏みをしながら前後に歩きます。前屈がみるみるやりやすくなりますよ！
動画でやり方を見る
前屈はヨガの中にもよく出てくる動きですが、実は難易度が高いストレッチです。特に硬くなっているもも裏とふくらはぎを動かしながら伸ばすことで、前屈がしやすくなります。毎日行うことでその成果が目に見えて実感できると思います。ぜひやってみてください。
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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